生のすごみが異様に伝わってくる

 演劇界でも、コロナ禍で中止になっていた公演がやっと再開し始めた。「今の舞台は絶対見たほうがいい!」と熱く語る。

『生きる』の稽古中
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「とにかく稽古場の熱気がすごいんです。これまで公演が中止になったり、稽古ができない状態だったので、役者もスタッフも『ここにいられることが幸せだ』という思いが強く、そのありがたさから、エネルギーがほとばしっていますね。

 劇場の中はしっかり距離は保たれていますが、そこにみんなが存在しているという、生のすごみが異様に伝わってきます。

 私が演出しているミュージカル『生きる』は、いま生きていることの大切さがテーマですが、こういう時代だからこそ、響き方も大きくて、見た後は『生きていることはやっぱりすごい!』『絶対に生き続けよう!』と思って劇場を出ることができます。 

 とにかく、コロナ禍での舞台はすごいテンションなので、勇気や希望がもらえるはず。ぜひ、みなさんも経験してみてください」

(取材・文/紀和静)


『上を向いて生きる』著・宮本亞門(幻冬舎刊 税込1430円)自殺未遂や引きこもり、突然のがん体験などから「生きる」とは何かを綴った著書。今、新型コロナで生きづらさを感じる人に、読めば心が軽くなる、至高のメッセージを送っている。 
宮本亞門みやもと・あもん 演出家。2004年、東洋人初の演出家としてオンブロードウェイにて『太平洋序曲』を上演、トニー賞4部門でのノミネートを果たす。ミュージカルのみならず、オペラ、歌舞伎などジャンルを越える演出家として、国内・海外で精力的に活動。

『チョコレートドーナツ』主演:東山紀之 谷原章介
<東京公演>日程:12月7日(月)~30日(水)会場:東京PARCO
劇場問い合わせ:パルコステージ
<上田公演>日程:2021年1月11日(月・祝)会場:サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大ホール問い合わせ:サントミューゼ
<宮城公演>日程:2021年1月17日(日)会場:仙台銀行ホール イズミティ21大ホール
問い合わせ:仙台放送
<大阪公演>日程:2021年1月22日(金)~25日(月)会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
問い合わせ:キョードーインフォメーション
日程:2021年1月29日(金)~31日(日)会場:東海市芸術劇場 大ホール
問い合わせ:メ~テレ事業

『生きる』主演(ダブルキャスト):市村正親 鹿賀丈史
<兵庫公演>日程:11月13日(金)~14日(土)会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
問い合わせ:梅田芸術劇場
<福岡公演>日程:11月21日(土)~22日(日)会場:久留米シティプラザ ザ・グランドホール
問い合わせ:博多座電話予約センター
<愛知公演>日程:11月28日(土)~30日(月)会場:御園座
問い合わせ:御園座