●上半身と下半身でこれだけ温度差が!

 下半身を温め、上半身の体温に近づけていくと、全身の血流がスムーズに流れるように。

「例えば心臓は全身に血を送る大事な臓器ですが、いちばん遠い足元を温めれば、全身に血が行き渡りやすくなります。各臓器の機能がよく働くようになり、心臓の負担も軽減します」

●やるべきはこの3つ
・足湯・湯たんぽ
・靴下4枚ばき
・半身浴

 ポイントは“頭寒足熱”の状態を作ること。下半身をしっかりと温めれば、上半身は薄着でもよい。「私は下半身はしっかりと着込んでいますが、上半身は1年中、半袖でも大丈夫なくらいですよ」と進藤さん

●あなたの冷えの状態をチェック!

□疲れやすく、いつもなんとなく体調不良

□冷えるというより、手足がほてって熱い

□冬に帽子やマフラー、ダウンコートは必須

□ストッキングにパンプススタイルが多い

□首は冷やさないように注意している

□入浴は短時間ですませている

□すぐにイライラ、カッカする

□更年期障害に悩まされている

□お酒やタバコが好きだ

□汗をかきにくい


 8個以上当てはまるなら、身体が冷えている証拠。さっそく半身浴からスタートを。7個以下なら、冷えは少なめだが、油断せずに下半身を温めるようにして。

身体の毒も排出する! 半身浴編

 血流を改善するのはもちろん、続けていくうちに、体内に滞った毒も排出してくれる効果が。冷え&毒をノックアウトだ!

 1日の終わりに、できれば毎日してほしいのが、この半身浴。

「日中の身体は緊張状態にあります。交感神経が優位になっているので、血管は収縮し血流が悪い状態に。すると足元はさらに血行不良となってしまいます」

 半身浴で下半身をじっくりと温め、滞った血流を流してあげるのが大切だ。

「ぬるめのお湯にみぞおちから下のみをつかり、最低でも20分。長いほどいいですね。

 冬場で寒いと感じるようなら、ときどき肩までつかっても大丈夫。続けていくうちに、身体が芯から温まるようになり、上半身は湯につからないほうが気持ちいいと感じるようになりますよ」

進藤幸恵さん
すべての写真を見る

 風邪ぎみのときは入浴を控えてしまいがちだが、実は半身浴はおすすめだという。

「風邪のウイルスは冷えと乾燥が大好き。浴室はその逆で、温かく湿気があるのでウイルスが嫌がる環境です。冷えがとれれば、免疫力もアップするので、体調が悪いときほど効果を感じることができるでしょう」

 入浴後は、後述する靴下の重ねばきや湯たんぽを使って、熱を逃がさないようにするのも忘れずに。