24時間、頭寒足熱! 靴下4枚ばき編

 4枚も!? と驚いてしまうが、やってみると足元が常に温かくなんとも心地よいのを実感。しかも身体の毒も出るという。

「入浴中以外、寝ているときもはき続けて」

 と進藤さんがおすすめするのが、靴下の重ねばき。特に推奨しているのが“基本の4枚ばき”だ。

「まず絹の5本指靴下をはき、次に綿の5本指靴下、その上に絹の先丸(指なし)靴下、最後に綿の先丸靴下を重ねばきするんです」

 最初に絹の靴下をはくのには理由がある。絹は繭からできており、繭は蚕がつくったいわば天然の寝袋。保温にすぐれ、蚕が出した湿気や毒を排出し、外からの毒はシャットアウトする“生きた繊維”とも呼ばれている。

足元を温めると内臓の働きが活発になり、体内の毒が足の裏から出やすくなります絹は、この毒を吸い取って、外に出す効果がとても高いのです

 加えて5本指靴下ならば、指の間から出た汗や毒も吸い取りやすい。足指が開きやすいという利点もある。

「絹の上には違う天然素材である綿を重ねます。東洋医学的には、相反するものを合わせることで、より効果が高まると考えているからです」

 更年期障害も、冷えをとることで大きく改善できるはずと進藤さん。

生理がなくなるとホルモンや自律神経のバランスが崩れ、血行不良になりやすく身体は冷えがち冷えを放っておけば、さらにいろいろな不調を招いてしまいます

 また東洋医学では、婦人科の臓器は、肝臓、腎臓、膀胱などの内臓の毒を肩代わりするとも考えられている。婦人科の冷えを放置してしまうと、全身の不調につながりやすい。

「靴下重ねばきは1年を通して実践してほしいですが、寒くなる冬は特に気をつけて、温めるようにしたいですね」

基本の4枚ばき

基本の4枚ばき
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・1枚目 絹(シルク)の5本指靴下
・2枚目 綿の5本指靴下
・3枚目 シルクの先丸靴下
・4枚目 綿の先丸靴下

 皮膚からの毒を吸い取りやすい絹の5本指靴下をはき、次に素材の違う綿の5本指靴下を。

「綿は絹のように湿気と毒を吸いますが、吐き出すのが苦手。なので、3枚目にまた絹をはくのです」

 最後は綿、寒ければウールの靴下を。

「5本指靴下は2枚程度しか重ねてはけないので、3枚目以降は先丸靴下にします」

・進藤さんはなんと26枚!

 真夏でも真冬でも、進藤さんがはいているのは26枚の靴下。驚きの枚数だが、日常生活に支障はないという。

「冷えとりを続けていると、4枚だけでは足が冷たく感じるときや、毒出しで体調がすぐれないときがあります。そんなとき、枚数を増やすと如実に身体に変化があるので、この枚数になりました」