名曲のそれぞれに印象的な思い出が

 最近はシンガー・ソングライターの宮本浩次さんが『ロマンス』をカバーしたことで、若い人たちにカラオケで歌われているという。

ハリのある声は変わらないものの、年を重ねてますます麗しくなられた感が。「実は男っぽいので、動きやすい服装のほうが好きなんです」(岩崎さん)
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「You Tubeで若いバンドの人が岩崎宏美について語ってくれたり、世代を超えて評価してくださるのは最高ですね。うちの息子も『シンデレラハネムーン』が大好きだと言ってくれます。昭和の歌謡曲は覚えやすくて、言葉がはっきり伝わるのが魅力ですよね。いい歌は歌い継がれていくものなので、誰が歌ってくださってもうれしいものです。もちろん、ものまねのコロッケさんでも(笑)。

 宮本さんが歌ってくださって、昔、岩崎宏美を聴いていた方があらためて私の歌に耳をかたむけてくれることも多いようです。歌うことをずっと続けていて本当によかったなあと思います」

 岩崎宏美さんといえば、火曜サスペンス劇場の主題歌『聖母たちのララバイ』を思い浮かべる人も多い。

「実は、火曜サスペンス劇場の時間帯に大阪のラジオ番組の生放送があって、私は見ることができなかったんです。でも、火サスのおかげで、ふだん歌番組を見ない人たちにも認識され、当時は空港でサラリーマンに声をかけられることが増え、びっくりしました」

 昨年からはYouTubeもスタートし、秘蔵映像の公開やネットサイン会なども行っている。

「ネットサイン会とは、直接会ってサイン会をすることができないので、ネットを通じて参加してくれた方の目の前でサインをして後日、郵送するスタイルです。実はスマホやパソコンまわりのことは嫌いではなくて、YouTubeの動画は自分で撮影することも多いです。ホームページのコンサートレポートやファンクラブ会報も自分で書いていますよ」

 今年もコンサートツアーを予定しており、多忙な日々の中、体調管理は欠かせない。

「生ものは食べないことと、よく眠ることは鉄則です。以前は、夜中に目が覚めてしまったり、くたびれていても眠れないときがありましたが、昨日は久しぶりに6時間続けて眠れました。食事は、遅い朝食と夕食の1日2食がちょうどいいですね。実は小麦粉アレルギーであることがわかり、クッキーやアイスクリームが食べられなくなって、米粉のパンや和食が中心の食生活です。でも、そのおかげで体重が7キロ落ちて、体調もよくなりました」