母から小遣いをもらっていた時期も

「彼は幼いころから目立たない子。中学校で同じ野球部にいたけど、あんまり記憶にない」(小中学校の同級生)

 地元の県立高校を卒業後、自宅を出た容疑者。製菓会社に勤務していたが、会社の業績が悪くなって退職。その後はなかなか職が定まらず4、5年前からは実家に戻ってきていた。別の近所の主婦が証言する。

「両親と兄弟で住んでいたけど、その後、お父さんが亡くなって3人暮らしになりました。尚昭くん(容疑者)はプータローで親のスネかじりのときもあって、お母さんが小遣いを与えていたようです。彼はとても母親に可愛がられていて、マザコンぎみでした」

容疑者の自宅。近くに線路が通っていて、電車の走る音がよく聞こえる
容疑者の自宅。近くに線路が通っていて、電車の走る音がよく聞こえる
【写真】被害者・片倉さん宅に飾られていた「意味深なメッセージ」

 さらに“個人的な見解”と前置きをして、こう続けた。

「実は、昔から(容疑者の)お母さんが片倉さんのことを大嫌いでね。どんな経緯でそうなったのか、わかりません。でも尚昭くんが子どものころから、悪口や愚痴をこぼしていたみたい。母親に依存しがちな彼には、何かしらの影響があったんじゃないかな」

 事件の詳細を聞こうと、自宅を訪ねたが、母親は何も答えてくれなかった。音の感じ方は、人それぞれ。騒音問題は永遠の課題だ。