そんなおふたりが、国民からの逆風を鎮めるための“最後の切り札”とは─。

「秋篠宮殿下が小室さんに求めていらっしゃったのは、記者会見などを開いて自分の肉声で国民に説明することです。昨年のお誕生日会見でも“経緯を含めてきちんと話すことが大事”と述べられていました」(皇嗣職関係者、以下同)

『全国高等学校総合文化祭』にオンラインでご視聴された秋篠宮ご夫妻(8月1日・赤坂)
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 今年4月、小室さんは金銭トラブルの経緯や見解、言い分などを綴った28枚からなる膨大な文書を公表した。

「その際、宮内庁の上層部からは“当然、次は会見を開くだろう”との声もありました。だからこそ、宮内庁長官と殿下は、文書に対して一定の評価を示し、小室さんが会見などで国民に直接語りかける場を作りやすくしたのです」

小室さんに求められる最大の役割

しかし、自分たちの言い分を押し通す文書内容に国民からの批判の声が相次いだ。

「国民の反発が強い現状でも、宮内庁の上層部からは“小室さんはいずれかのタイミングで帰国して、眞子さまとおふたりで会見を開くべき”という声が上がっています。彼が帰国すれば大騒ぎとなり、会見を行っても“今更遅い”と非難されるとは思います。

 ですが、小室さんが改めて金銭トラブルの経緯や、なぜ解決できなかったのか、将来的にどんな仕事で社会に貢献しようとしているのか、眞子さまとの結婚の意思の強さを自分の声で説明してケジメをつける。これこそが秋篠宮ご夫妻の最後のご希望だと感じています」

 とはいっても、帰国のタイミングも難しい。年末にかけて『新嘗祭』などの大切な宮中祭祀や皇后のお誕生日など皇室の行事が立て込んでいる。

 昨今のコロナ禍においては、眞子さまのみが会見の席にお出ましになり、小室さんはアメリカにいるので“リモート”で同席されるという方法も考えられる。しかし、

「現在は、NYから日本へ直行便で帰国した場合は強制隔離をされることはありません。年末にかけて皇室行事がめじろ押しであっても、眞子さまと小室さんが会見を開く準備は十分に整います。

 眞子さまにとっても小室さんには帰国してもらって、4年前と同じように、おふたりそろって国民に説明をされるほうがいい。それこそが、小室さんに求められている最大の役割なのです」

“一億総ブーイング”を覆す最後のチャンスは、窮余の一策しか残されていないのだ。