「'47年10月、11宮家51人が皇籍を離れ、一般人となりました。それに伴って開催された皇室経済会議では、元軍人だった男性皇族の一時金を0円にすると判断されたのです」(前出・皇室ジャーナリスト)

 しかし、結婚によって皇籍を離れる女性皇族に、一時金が支給されなかったという前例はない。

「批判の声は数値化できないため、“世間からの反発を考慮して一時金は半額に”などということは考えられません。支給額は黒田清子さんと同様の1億5250万円か、“天皇の孫”の前例にならって1割減の1億3725万円、または0円という3択のいずれかになるでしょう」(同・前)

 皇室経済会議が行われるタイミングについては、明文化されていない。

「一時金は、女性皇族と一般国民との婚姻届が受理されたことを宮内庁が確認したうえで支給されます。支給日は入籍の翌日が多かったと思いますが、そのタイミングまでは法律で定められていません。

 これまで皇室経済会議は、結婚式の1か月ほど前に開催されていますが、開催の時期に関しての規定はありません。皇籍離脱後に開催し、決定した一時金を支給しても問題はないと思います」(山下さん)

'90年6月、秋篠宮ご夫妻は結婚に際して『朝見の儀』に臨まれ、両陛下(当時)に感謝の言葉を述べられた
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 一方、問題なのは“入籍前”の儀式について。眞子さまは、一連の儀式を行わない意向を示されている。『納采の儀』や、小室家の使者が宮邸を訪れて結婚式の日取りを伝える『告期の儀』は行わないとしても、“すべて行わない”となれば、皇室の歴史を否定することになるという。

「宮中三殿で拝礼する『賢所皇霊殿神殿に謁するの儀』と、天皇・皇后両陛下に謝恩の辞を申し上げる『朝見の儀』は、結婚以外の理由で皇室を離れる際にも行われる儀式です。この2つの儀式は結婚に伴うものではないので、行うかどうかは、秋篠宮殿下ではなく、天皇陛下がお決めになるでしょう。

 宮中三殿での拝礼は、天照大御神、ご先祖様、八百万の神に皇籍離脱のご挨拶をする、極めて重要な儀式です。国民からの批判を理由にこれが行われないとすると、天照大御神などにご挨拶もせず、皇室を離れることになります。これは大きな問題になるでしょう」(山下さん)

 いっさいの儀式を行わないというのは、皇室の“汚点”にもなりうるということ。30年間過ごしてきた皇室への不義理をしてでも眞子さまが結婚を急ぐのには理由がある。

「眞子さまは“早く窮屈な皇室を出たい”とお考えのようです。今回のように結婚するにも“国民からの祝福”が必要になったり、常にマスコミから注目される日々はそうとうなストレスになります。

 当初はご両親と同じく、自由恋愛の末に小室さんとの結婚を夢見ていたのは間違いないでしょうが、今では“早く皇室を出て、自由な生活を送りたい”というお気持ちのほうが強いのだと思います」(秋篠宮家関係者)