読めば料理が楽しくなる受賞した11作品

 料理レシピ本大賞は出版社がエントリーすることから始まる。今年は4月にエントリーを開始した。その後、書店員からなる「書店選考委員」と、料理専門家からなる「特別選考委員」による投票で各賞が決定。今回は150点がエントリーし、6月の一次選考通過では59点が通過、7月の最終選考で以下の結果となった。

9月7日に発表された受賞作品はこの11冊。料理家のほか、タレントやインスタグラマーやYouTuberの著作も目立った
9月7日に発表された受賞作品はこの11冊。料理家のほか、タレントやインスタグラマーやYouTuberの著作も目立った
【写真】料理レシピ本大賞を受賞した11作品を一気にチェック

●受賞作品一覧

料理部門】
大賞 『カレンの台所』(サンクチュアリ出版、滝沢カレン
準大賞 『りなてぃの一週間3500円献立』(宝島社、RINATY)
入賞/プロの選んだレシピ賞 『基本調味料で作る体にいいスープ』(主婦と生活社、齋藤菜々子)
入賞 『syunkonカフェごはん7 この材料とこの手間で「うそやん」というほどおいしいレシピ』(宝島社、山本ゆり)
入賞 『野菜はスープとみそ汁でとればいい』(新星出版社、倉橋利江)
入賞 『自炊。何にしようか』(朝日新聞出版、高山なおみ)

【お菓子部門】
大賞 『もっと!魔法のてぬきおやつ』(ワニブックス、てぬキッチン)
準大賞 『世界のおやつ おうちで作れるレシピ100』(パイ インターナショナル、鈴木文)

【こどもの本賞】
入賞 『料理はすごい!』(柴田書店、柴田書店編)

【エッセイ賞】
入賞 『syunkon日記 おしゃべりな人見知り』(扶桑社、⼭本ゆり)

【コミック賞】
入賞 『眠れぬ夜はケーキを焼いて』(KADOKAWA、午後)

週刊女性おすすめの3冊

『りなてぃの一週間3500円献立』(宝島社)は食費を抑えつつ美味しくできるレシピや買い物テクを紹介。もやし・卵・豆腐などお得食材の活用法も。

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『基本調味料で作る体にいいスープ』(主婦と生活社)は主菜にもなる満足感のあるスープを提案。薬膳に基づいた食材の効能も。

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『もっと!魔法のてぬきおやつ』(ワニブックス)は、材料は最大で5つ、オーブン不使用で誰でも失敗なく美味しくできるレシピが満載。

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(取材・文/野中真規子)