また、のどの乾燥を防ぐためにマスクをして就寝するという人も多いが、マスクをして寝ると呼吸が苦しく口呼吸になりがち。マスクをして寝る際には口にテープを貼ってからマスクをするのがおすすめだ。

 新型コロナウイルスの感染者数は大幅に減ってきているが、口呼吸を誘発するマスク生活は続き、これからインフルエンザの季節もやってくる。

 マウステープ健康法で、さまざまな不調や病気を引き起こす口呼吸を防止して、健康な身体を手に入れよう!

教えて今井先生!マウステープQ&A

Q.寝ている間に息ができなくならない?

A.息ができなくなることはありません。不安な人は、まずは起きているときに試してみましょう。

Q.子どもや高齢者でも大丈夫?

A.小学生以上でいびきや花粉症の症状があれば始めましょう。ただし、自分で剥がせない人は使わないように。

Q.鼻が詰まっていても貼っていいの?

A.鼻水が出ているとき以外は、鼻はどちらかの穴が通っているので大丈夫。鼻が詰まりやすい人の症状も改善します。

Q.剥がすときに痛い、無意識に剥がしてしまう場合は?

A.痛い場合は貼る前に手などに何回か貼り、粘着力を弱めてから貼りましょう。最初は無意識に剥がすこともありますが、毎日続けると剥がさなくなります。

教えてくれた人は……今井一彰先生
●みらいクリニック院長。内科医・東洋医学会漢方専門医・NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長。あいうべ体操、ゆびのば体操の考案者。『世界一簡単な驚きの健康法 マウステーピング』(幻冬舎)など著書多数。

〈取材・文/松岡理恵〉