それは「を丁寧にあつかう。ぜったいにこすらない」。

 これから迎える花粉症シーズン。常に目元をこすり、鼻をかみまくっている人には耳の痛い話かも?

「あとね、自分の同様、体調の変化にも、ものすごく敏感です。お仕事に穴をあけてはいけないということは当然ですが、一度体調を崩して乱れたの調子はなかなか戻ってくれないですから。例えば口内炎なんかも、年齢がいくとすごくできやすくなりますでしょ。さゆり、もうピピピッとわかるんです。できる予感がするんです。そこでもう薬を塗ってしまうんですね。何事も事前の防御が大切」

鏡を見ながら「今日もかわいいね」

 美容クリニックは行かないが、お医者さんへはすぐ相談すると笑うさゆりさん。自分自身へのアンテナ感度がものすごくいいのだ。

自分をほめる、大切にするってとても大切だと思うんです。ある実験でね、お花に罵声を浴びせて育てるのと、褒めながら育てるのとでは、環境が同じでも枯れる速度が違うんですって! だから、さゆりは朝、鏡をみながら“今日もかわいいね! いけてるね!”と自分に言い続けてます。もちろん、かつみさんも言ってくれはりますけど」

 そう聞くと、ポジティブマインドは“美”にとって欠かせない要素と思えてくる。さゆりさんのあごのラインもスッキリと、その笑顔もまぶしいこと!

 最後に、さゆりさんが今注目しているという身体のパーツを教えてくれた。

「それはね、“頭皮”。いつも私、スキンケアはデコルテはもちろんバストの下までやるんですけど、今改めて手をかけているのがココ。だって、全部皮一枚でつながってるでしょ? 頭皮が汚れていたり凝り固まってると、顔まで老けるんと違うかとおもって! 知らんけど!笑」

 まずは自分のおを観察して、お金ではなく、手間をかけてみる。さゆりさんの美、それが答えだ。

「さゆり52歳 生き様ビューティー」(ヨシモトブックス 1430円)昨年初の自身の美容本が絶賛発売!読者に誠実に、そして時に実験台になりつつも、自分の美容論を惜しげもなく紹介。「お金をかけてさゆりの本を買ってくれはると思ったら、ギリギリまで、1文字1文字心を込めて綴りました」と語るさゆりさんの本は必読! ※記事中の書影をクリックするとアマゾンの詳細ページへ移動します
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