目次
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ー 年齢とともに増えるシミその原因とは?
Page 2
ー 痛みナシ・お手軽な「塗る」シミケアとは?
Page 3
ー 考えられる2つの原因とその対策法とは?

 

 ふと鏡を見たときに「あれ? こんなところにシミなんてあったっけ?」と驚いた─そんな経験はないだろうか。一度できてしまうと、自分ではなかなか効果的なケアが難しいだけに、年齢を重ねるごとに濃く、大きくなるシミに悩む人も少なくない。

年齢とともに増えるシミその原因とは?

「年齢を重ねれば重ねるほど、シミを引き起こす原因となる紫外線を浴びる期間も回数も多くなります。その分、メラニンの生成量も増えていきますから、シミやくすみもできやすくなるといえます」

 と、話すのは美容外科医の征矢野進一先生。

30代、40代と肌状態が気になる年齢になってから、紫外線対策に気を配っていたとしても、学生時代に炎天下でスポーツをしていた、海に行くのが趣味だったなど、紫外線を浴びる機会が多かった人ほど要注意。わずかな時間でも紫外線を浴びることで、それまで蓄積されてきたメラノ細胞(色素細胞)が目覚め、メラニンを放出。結果、シミが増えた、シミが濃くなったなどのトラブルが起きやすくなります」(征矢野先生、以下同)

 また、春は肌のバリア機能を低下させる花粉や黄砂の飛散量が多くなることから、かゆみや赤み、乾燥といった肌トラブルに悩まされるケースも。日を追うごとに紫外線の量も増えるため、ケアが欠かせない。

「特に梅雨が近づき、雨の日が増えるこれからの季節は、空気中の塵(ちり)が少なくなり、一年の中でも紫外線が遮られることなくダイレクトに降り注ぐ季節。『曇りの日だから』『それほど日差しも強くないし』と油断せず、日傘や帽子、日焼け止めなどの対策をしましょう

大切なのはシミを見分けること

 紫外線対策やケアはしっかりしていたはずなのに「シミができてしまった!」となった場合、まずは美白効果が期待できる化粧品やサプリメントを試そう……と考える人もいるのでは。

 しかし、ひと口に「シミ」といっても、紫外線によって起こる老人性色素斑や脂漏性角化症、女性ホルモンによる影響や摩擦によって生じる肝斑など、シミにはさまざまな種類があり、その「最適な治療法」も異なってくる。

 実際、自己流のケアによってシミがさらに濃く、大きくなったという事例も少なくないため、本気で「キレイにしたい!」と思うなら、専門の医師による正しい診断・治療を受けることが重要だ。

「実際、私のクリニックにも季節を問わず、多くの方がシミを治療したいと来院されますが、最初は問診と触診の時間をとり『正しくシミを見分ける』ことから治療を開始します。これまでの生活習慣、シミの深さ、膨らみの有無などを確認し、シミの種類を見極めたうえで最適な治療法をご提示します」

 クリニックでのシミ治療と聞くと、レーザーや内服薬というイメージがあるが、レーザー治療は痛みが心配だし、内服薬は長期間の服用が必要らしいし、何より価格が……と、気になりつつも一歩踏み出せずにいる人が多いはず。

「治療期間が長い、痛みがある、費用がかさむとなると、患者さんにもさまざまな負担がかかります。そこで今、おすすめしているのが、比較的安価で治療が受けられる『外用薬』を用いた治療法です

 実際、シミに悩み、征矢野先生のクリニックを訪れた患者さんの多くが、この外用薬による治療を試しているのだそう。