劇中に“ノストラダムスの大予言”

―安子(上白石萌音)、るい(深津)と受け継がれた物語もついにひなたでラストに。

川栄「安子さんの時代は戦争があったりと、女性が強く芯を持って生きていかなければならないという印象でしたが、ひなたの時代はすごく自由でのびのびと暮らしている。でも、それができるのはおばあちゃんやお母さんがそういう大変な目にあったりしてもバトンをつないでくれたから。そういった親子の絆を改めて感じました」

本郷「ひなたさんはそういう血のつながりがありますが、僕の役はそういう先祖のストーリーはないので、そこは意識せず演じています。ただ、ひなたという人間がそうやって形成されているんだというのがしっかり理解できて、本来、五十嵐は知らない部分なんですが、それを大切にしながら芝居を組み立てています」

川栄「今回のメイクさんがまさにひなたと同じ世代なんです。なので、シーンが変わるごとに“こういうことが昔あったのよ”とか話していただいたり。それこそ劇中でノストラダムスの大予言が出てくるんですが、話題になったのよとか教えていただいて」

本郷「そういえば、ノストラダムスの大予言といえば小学校のときにみんなで話題にしていました」

川栄「覚えているんですか?」

本郷1999年に地球が終わると言われていて、じゃあそれまでにお小遣いを使い切ろうって全部使っちゃったんです。そしたら何も起きなくて“終わらないのかよ!”ってキレた思い出があります(笑)

ひなたのここが恋のポイント

川栄「安子さんとるいさんは私が見ていてもキュンキュンするシーンがたくさん。でもひなたと五十嵐は、キュンというよりも若々しいというか、わりと現代の方に近い恋愛かなというふうに感じました。

 ただ、安子さんとるいさんと同じく、夏祭りのシーンがあるので、そこはキュンとしますし、3世代のつながりを感じるようなシーンになっているので、見どころだと思います」

五十嵐のここが恋のポイント

本郷「安子さんやるいさんは古きよき日本女性という感じでしたが、ひなたは前に前に出てくるので、そういったヒロインの違いは楽しめると思います。

 五十嵐も稔さん(松村北斗)みたいな好青年だったり、錠一郎さんのような不思議な魅力がある感じとかともまた違い、不器用でいちばん子どもっぽい男の子。ヒロインだけではなく相手役も全然違うキャラなので、この2人の掛け合いを楽しんでもらえたらと思います」

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合 月曜~土曜 朝8時ほか)

〈ヘアメイク/伏屋陽子(ESPER)(川栄)、高橋幸一(Nestation)(本郷) 
スタイリスト/高橋美咲(川栄)、川地大介(本郷) 衣装協力/トッズ、プリュイ(川栄)、クロ(本郷)〉