張り込んでいた記者の車を叩いて……

'90年代前半から元妻・大河内志保との熱愛が報じられたり、長年球界のプレイボーイぶりを伝えられてきた新庄。これまで週刊誌の取材に対しても寛容な態度をとってきたが……。

2005年、映画のトークイベントに出席した大河内志保(当時は新庄志保)
2005年、映画のトークイベントに出席した大河内志保(当時は新庄志保)
【写真】中学3年で180センチの新庄少年、丸刈り頭でもスターオーラを放つ

 芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は今回の新庄の姿勢についてこのように話す。

スマホがないガラケーの時代から、芸能人が“牽制”というかたちで携帯の写メール機能を使い記者を撮ることはよくあったことです。スマホの時代になってからも、市川海老蔵さんが取材に対し、逆に動画を回して牽制するというケースもありました。今はSNSで簡単にフォロワーに発信することができる時代。

 特に今回の新庄さんは使い方が上手く、報じられる前に、『暇を持て余している方は読んであげてください』と、“記事が出たところでノーダメージ”だとインスタでアピールをした。よく考えられたイメージ戦略だと思います

 今回、『FRIDAY』が女性との付き合いについて話が聞きたいと問いかけても、脇目もふらずに無言を貫いたのだという。なぜだろうか。
 
「週刊誌の直撃は“考える間もなく本音を聞き出す”ための王道の取材方法ではあります。取材する側としては所属事務所を通してでのコメントではなく、本人の生の声を聞きたい。ですが、新庄さんからすれば万が一にでもコロナに感染して試合を欠場することを避けたかったのでは。

 また、球団の監督になってからは“プライベートでも選手に示しがつくように”とあまり私生活のことを多くを語らないようにしている印象です。これまでは恋愛も含めた私生活もオープンな彼でしたが、今は立場上難しいのでしょう」(佐々木氏)

 チームを変える監督になるために、まずは自分から変えてゆく?