あゆ、宇多田、聖子に求めるもの

 音楽業界では、浜崎あゆみの第2子の父親と噂されるバックダンサーが20歳年下。正確には「年下夫」ではなく、年下のパートナーだが……。

「あゆぐらい人気を極めてしまうと、言うことを聞いてくれる人がいい。普通は浜崎あゆみなんか、恐れ多くて声かけられないでしょ。一般人はそばに来なくて、身のほど知らずだけが寄って来る。あゆのほうだってハードルを乗り越えてくる男性のほうがかわいいのかも

 いわゆる高嶺の花か。

自分のことじゃなくて、自分のお金とか人脈が好きだとしても、愛に飢えてるからだまされてしまう女性は多い。あゆもそういう傾向があるのかしら……

 同じく歌姫・宇多田ヒカルも、ロンドン滞在中に8歳年下のイタリア人ウエイターと出会って電撃結婚している。相手の年下夫は“彼女が何者かまったく知らなかった”と語っていたが、知らなかったがゆえに、あっさりハードルを越えたのだろうか。

 “傷つくぐらいなら、最初から年下男と付き合ってはダメ”というのは岡野さんの矜持だ。

「年下夫を持つなら、女のほうも意識を変えていかないと。“愛されている”とか、“私は若く見えるから”とか、そんなのは妄想よ。そういう考えでは自分が傷つくだけ」

 冷静に与えるものと与えられるものを見定められる目が、年下夫を持つ女性には求められるということだ。

年下夫の中には、自分が持っていないものを得ていい気になる男もいる。若い女に走ったり、自分の実力だと過信したり。感謝ができて、恩返しができる人なら、格下の年下夫もいいのかもしれませんね