上映後には改めて、吉岡や共演者の柴咲コウ、中江功監督などと懇談される時間が設けられた。

愛子さまは“吉岡さまのふわっとした雰囲気が、コトー先生にぴったりなんですね”とおっしゃったそうです。やりとりについて問われた吉岡さんは、“素晴らしい感想をおっしゃっていたのですが、緊張のあまり(頭が)機能しなくて……”と、放心状態でした(苦笑)」(フジテレビ関係者)

天皇陛下は『Dr.コトー』の大ファン

 鹿児島県の西の離島・下甑村にある『下甑手打診療所』の瀬戸上健二郎元所長をモデルに、厳しい地域医療や命の尊さが描かれた『Dr.コトー診療所』は、山田貴敏氏のマンガを原作として、'03年にフジテレビ系でドラマ化。

 '06年に放送されたシーズン2では最高視聴率25・9%を記録した。'22年12月16日に公開された劇場版は、1月9日時点で興行収入が18億円を超え、この勢いであれば30億円を突破するのではともいわれている。

「国民とともにある皇室を体現するためにも、医師不足という離島医療の現実についての理解を深められるのは意義深いことでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

 皇室の方々の映画ご鑑賞においては、ご自身の意思が尊重されることが多い。

「例えば、上皇ご夫妻が'11年にご覧になった映画『一枚のハガキ』は、当時99歳で引退を表明していた新藤兼人監督の最後の作品だったこともあり、お二方が“完成をお祝いしたい”とのご意向を示されたので実現に至りました」(宮内庁OB)

'11年に映画『一枚のハガキ』を鑑賞された天皇陛下(当時)。左に新藤兼人監督、右に豊川悦司、大竹しのぶ
'11年に映画『一枚のハガキ』を鑑賞された天皇陛下(当時)。左に新藤兼人監督、右に豊川悦司、大竹しのぶ
【独自写真】愛子さま、扇子を持ちながらキレキレのダンスを披露

 一般人のように、気軽に映画館へ赴くことはできないが、'19年12月には秋篠宮家の小室眞子さんと佳子さまが『アナと雪の女王2』のチャリティー上映会に出席されるなど、話題作をご覧になる機会はこれまでにもあった。

「陛下は、皇太子時代から『Dr.コトー診療所』の原作マンガとドラマの大ファンで、16年ぶりの新作映画にとても喜ばれたといいます。“Dr.コトーの映画を妻と娘にも見せたい”とのお気持ちから上映会へのお出ましが実現したと聞きました」(宮内庁関係者)

 意外にも、天皇陛下とDr.コトーの縁は深い。