「'14年に佳子さまが成年会見に臨まれた際、殿下について“家の中に出てきた虫を捕まえてくれるなど、頼りになる面もございます”と述べられるなど、以前は父娘の仲はいたって良好でした」(前出・宮内庁関係者)

 だが、昨年11月に行われた秋篠宮さまの誕生日会見では、娘との距離感が露呈する場面もあった。秋篠宮さまが公務で手話を披露されたことを受け、手話が上手な佳子さまからアドバイスを受けたかどうかという質問が飛んだ際、「特になかった」と淡泊にお答えになったのだ。

2年後までに結婚できる“土壌”を

「秋篠宮ご夫妻と眞子さんが本当の意味で和解しない限り、佳子さまとご両親の間には“すきま風”が吹き続けると思います。ご家庭内の重いわだかまりが浮き彫りになったままでは、将来の天皇家とみなされる秋篠宮家、ひいては皇室全体への信頼感を損ねる可能性があります」(皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授)

 この状況は、佳子さまにとっても望ましくない。

結婚にまつわる一連の儀式をせずに、皇室を“脱出”した小室眞子さん('21年11月)
結婚にまつわる一連の儀式をせずに、皇室を“脱出”した小室眞子さん('21年11月)
【写真】金髪の男性に密着されてしまうかなりミニスカートの佳子さま

「秋篠宮家に厳しい視線が向けられている限り、近い将来、訪れるであろう佳子さまのご結婚にも否定的な声が上がることはたやすく想像できます。

 佳子さまが昨年からひたむきに公務をこなされている背景には、“これだけ自分はやってきた”という実績づくりと“来たる日”へ向けたイメージアップの目的があるといわれており、結婚への下準備を着々と進めておられることは一目瞭然です」(前出・皇室ジャーナリスト)

 国民からの納得と祝福を得られたとは言い難い結婚を強行した、眞子さんと同じ轍を踏むわけにはいかないというのは、秋篠宮ご夫妻と佳子さまの共通認識なのだろう。

「少なくとも悠仁さまが成人を迎え、高校を卒業される'25年の春まで、佳子さまは皇室にとどまるご意向だといいます。つまり、2年後までに結婚できる“土壌”を整えておく必要があるということ」(前出・宮内庁関係者)

 こうした中、効果的に働きうるのが“親子共演”だ。

「秋篠宮ご夫妻と佳子さまの親子関係は、いまだに冷え切っているように感じられますが、まずは“円満な関係”を国民にアピールすることで、さらなる信頼の低下を防ごうとされているのではないでしょうか。国民からの信頼度が高まることで、女性宮家として皇室にとどまるにせよ、結婚して皇室を出るにせよ、将来の選択肢の幅も広がると思われます」(小田部教授)

 “皇室脱出”の日に向けて、今年は親子3ショットがたくさん見られるかもしれない。


小田部雄次 静岡福祉大学名誉教授。日本近現代皇室史を専門とし、『皇室と学問 昭和天皇の粘菌学から秋篠宮の鳥学まで』(星海社新書)など著書多数