「1つの懸賞で複数個当てる“ダブル・トリプル当選”を狙うためにも、応募の記録は欠かせません」

 と話すのは、ハガキ応募を中心に毎月約150もの懸賞に応募している主婦のサキイロさん。

無印ノートをカスタマイズして当選を狙う!

 1つの懸賞に同じ名前で複数応募しても重複当選はできないため、家族や親戚などの名前で応募をし、複数当選を目指している。

誰の名前で応募したかを記録することで、うっかり同名での重複応募がなくなり、効率よく複数当選に挑戦できます。当選品が数種類ある場合は、種類ごとに応募名義を変えます。もちろん、本命の賞品には自分の名前を優先的に書いています(笑)」(サキイロさん、以下同)

 懸賞の記録を書くのは、無印良品のルーズリーフ。5年前から毎年同じシリーズを買いそろえ、1年ごとにファイル分けしている。シンプルでスッキリと保管できるのもお気に入りの理由だ。

過去の応募名義を把握し、連続当選につなげる

 記録するのは、主に応募記録と当選記録。応募記録は、締め切り月ごとにまとめる。

「月末が締め切りの懸賞が多いので、月末が近づくと“まだ間に合う懸賞はないか”と一覧を見直して、応募数を増やしています」

 また、自分の応募傾向のチェックにも役立つと話す。

「全国規模のものより、地元スーパーなどが主催している懸賞のほうが当たりやすい。当選率を上げるため、ローカルな懸賞にもバランスよく応募しているか振り返ります」

 当選記録も当てるコツをつかむヒントに。毎年開催されるキャンペーンで、倍率の高い豪華賞品を当てた翌年、当選記録を確認して前年とは違う名義で応募。豪華賞品に2年連続で当選するという快挙も手繰り寄せた。

「記録から、最近はネット応募が当たりやすいことも判明。そこでネット応募に力を入れたら、当選率がアップ!」

【サキイロさんが記録しているのは】
・応募記録
・月別応募数
・当選記録

【サキイロさんのこだわり】

「1つの懸賞で同名の重複当選はほぼ不可能。応募名義を記録し、名前のかぶりなく複数応募。効率よく複数当選を狙います」

サキイロさん○懸賞歴約8年の主婦。ハガキ応募を中心に、宿泊券からお米まで家族が喜ぶ品物を狙い、月2万~3万円分を当てている。ブログ「懸賞一家の1日」