――ちなみに、東山さんも郷さんも“フェイスライン”に言及していますが、フェイスラインって年齢が出る部位なのでしょうか?

若佐「出ますね。ダンディな魅力がすてきな俳優の舘ひろしさんですら、フェイスラインにウニウニとズレが見えてきていますね」

――確かにそう言われると……。では、シャープなフェイスラインを保つためにどのような施術がおすすめでしょうか?

若佐「まずはエステ感覚で器具を当てるだけの手軽さが人気の『ハイフ』ですね。ダウンタイムの心配もなく、女優さんにもリピーターが多い人気の施術です。それでも追いつかないたるみがある場合は、切る施術の『フェイスリフト』でしょうか」

――男性にはどちらが効果的など、性差はありますか?

若佐「いいえ。用途やダウンタイムなど、それで選べばよいと思います。ちなみに噂ですが、某国のPチン大統領もフェイスリフトをやっている……なんて噂もあります(笑)」

――政治家もルックスを整える時代ですね! ところで若佐先生は以前「脂肪は財産」と仰っていましたが、みなさん、頬のハリがある印象ですね。

若佐「頬のこけって、かなり老けて見えるので、若い頃はパンパンのほっぺが悩みでも、エイジレスな魅力を保つには欠かせないポイントになります。ただ逆に、頬に脂肪がつきすぎるとそれが原因で頬が落ちてきて、結果フェイスラインが崩れることになります。みなさん頬の脂肪が少なすぎず多すぎずの絶妙なバランスです。

(脂肪が)多すぎると頬が重たくなってフェイスラインが歪んで老けてしまいますの要注意です」

――なるほど。では頬と同様に“まぶたがたるんで重たく見える”のも加齢現象ですか?

若佐「その通りです! まぶたは弛みが出やすい部分なので、重たくなると目が小さくなり、目がしょぼしょぼと老けて見えます。その場合には『眉下リフト』という眉毛の下から皮膚を切る施術か、『サーマクールアイ』という目の周りだけに熱を与えて引き締めるレーザー系の施術で改善が見込めます。

 また、二重の幅が狭くなっている程度であれば埋没法で広げるという方法もありますね」

――まぶたも気を付けたいエイジング箇所ですね。ところで目元といえばYouTuberとしても活躍中の宮迫博之さんが「目の下のクマ取り」で若返りを公開していました。

若佐「行ってましたね。ただ、ちょっと取り過ぎで今度は窪みが気になるかも……?併せて脂肪注入をしても良かったかな? とも思います。でも施術前よりもぜんぜんお若く見えます。

 そういえば、先ほど名前をあげた男性陣はみなさんクマがそれほどないのも特徴的ですね」