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ー なぜ、スピード離婚を繰り返すのか

 3月22日に3度目の離婚を発表した遠野なぎこ結婚期間はわずか2週間だった。

「遠野さんは2009年に年下の会社員と結婚し、72日で離婚。2014年にバー経営者と再婚しましたが、55日で離婚。今回はマッチングアプリで出会った年上男性と2か月の交際でゴールインし、うれし涙の報告をしたばかりでした。芸能界最速の離婚は遠野さんでしたが、今回で自身の記録を更新しました」(ワイドショースタッフ)

 子役として幼いころから女優として活動してきたが、最近はバラエティー番組での活躍が目立っている。

「10歳でドラマデビュー後、21歳で朝ドラ『すずらん』のヒロインに抜擢されました。芸歴は30年以上です」(テレビ誌ライター)

 かつては“素朴な女の子”として人気だったが、次第にイメージが変わっていく。

「テレビで男性遍歴を明かすなど“ぶっちゃけキャラ”になっていきました。2012年に出演した日本テレビ系のバラエティー番組『行列のできる法律相談所』では“不特定多数の男性と遊びたくて7股交際した”“結婚したらほかの男性が離れていったから離婚した”と語って、まわりを驚かせました」(同・テレビ誌ライター)

 3度目の離婚とあって《予想できた》《結婚に向いていない》とネットの書き込みでは指摘されているが……。

「遠野さんは2013年に出版した自叙伝で、実の母親から“お前は醜い”と言われ続けた結果、摂食障害を患ったことなど、壮絶な過去を明かしました。昨年5月に母が自ら命を絶ったことも、今年3月に告白。“男に依存していた母親の逆をいきたい”と考えるようになったそうです」(前出・ワイドショースタッフ)

なぜ、スピード離婚を繰り返すのか

今回の離婚報告は事実を述べるにとどまった(遠野なぎこインスタグラムより)
今回の離婚報告は事実を述べるにとどまった(遠野なぎこインスタグラムより)

 遠野が“超スピード離婚”を繰り返す理由を、臨床心理士の西澤寿樹さんに聞いた。

「遠野さんは“結婚は向いていない”と言っていますが、情に流されて結婚を受け入れています。一方で、離婚のときには“離婚したい”という自分の気持ちを貫いて、相手の情にほだされません。賢い方なので、最短で離婚するための振る舞い方がわかっており、女優としての技術をもって、行動に移しています。自分の意志を徹底して守る強さがあるんです」

 本当は愛情が欲しいのに、刺激を愛情と誤解している可能性もあると指摘する。

「“普通”であることに縛られる必要はない。“これが私の生きざま”と、無理せず自分を受け止めていけるといいですね」

 離婚発表の日に出演した『バラいろダンディ』(TOKYO MX)では“もうマッチングアプリしてます”と発言。そこで、かつてテレビに出演して、毒舌の辛口占いが人気だった韓国人占い師の魚ちゃんに、遠野が幸せをつかむアドバイスを聞いてみた。

「遠野サンは賢くてモテるけど、恋愛は上手で結婚は苦手な人。そもそも結婚にそこまで興味がない性格。だから、まわりを気にせずにトコトン突き詰めて“恋愛破天荒世界一”を狙うのもアリですよ」

 “女優魂”でドラマのような人生を乗り切れ!