炎上を受け、うちわを貼り付けて撮影を行った当事者はツイッター上で謝罪。説明によると、うちわやパネルがライブ当日の雨水で濡れていたのを利用して貼り付けており、糊やテープは使用しておらず、パネルに損傷はないという。

球団側の見解

 一件を受け、EXOファンの女性はこう語る。

「球場をお借りしている身なのに、一部のファンが失礼なことをしてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいです……。これで会場が使用できなくなったらと思うと胸が痛いですが、西武のファンや関係者の方々は選手を軽んじられて不快でしょうし、文句は言えない立場かなとも思います。野球に関心がなくても判断のつくことだと思うので、今後このようなことが起こらないよう、改めてみんなで意識していかなければならないなと思います」

 

 球団側は、今回の一件をどのように把握しているのか。ベルーナドームを運営する株式会社西武ライオンズに問い合わせてところ、担当者が答えた。

――『EXO』の一部ファンが選手の写真パネルにうちわを貼り付けて撮影したことは、把握している?

「お客さまからお問合せをいただき把握いたしました」

――写真パネルに損傷は?

「損傷や汚れなどの目立った変化はございません」

――今回の一件を受けて、注意喚起や看板設置などの対応をとる?

「予定はございません」

 パネルは無事で、今のところは特に対応を改める予定もないとのことだった。

 2日間で約5万人を動員する盛り上がりをみせたライブの傍ら、一部のファンによって巻き起こった炎上騒動。その場所がホームであろうとアウェイであろうと、“立つ鳥跡を濁さず”の精神を持ってほしいものだ。