今作のムードメーカーは

 京都で行われた今作撮影。ムードメーカーが古田だったのか聞くと、

古田「単純に(出演者の西田)尚美ちゃんとか、木野(花)さんとか、(黒木)華ちゃん、一ノ瀬(ワタル)とか以前から知っている人が多かったので、ベラベラしゃべっていただけ。(横浜)流星とか作間くんとか、初めましての人にもほかのみんなと同じように話しかけて。だから、いろいろな現場で便利がられます(笑)」

映画『ヴィレッジ』全国公開中配給:KADOKAWA、スターサンズ(C)︎2023「ヴィレッジ」製作委員会
映画『ヴィレッジ』全国公開中配給:KADOKAWA、スターサンズ(C)︎2023「ヴィレッジ」製作委員会
【写真】映画『ヴィレッジ』で共演する古田新太と作間龍斗

作間人見知りな僕も助けられました。映像で拝見していたときの古田さんは、セリフひとこと、ひとことの重みがすごいので、怖い方なのかなと思っていたのですが、全然ちがいました

古田おいら、ジャニーズ事務所さんに信頼されてるの。古くは少年隊、光GENJIと一緒に仕事してて。松岡(昌宏)は、TOKIOのメンバーになる前から知ってるしね」

作間「えーっ!?」

古田「(生田)斗真は、高校生のころから。MJ(大河ドラマ『どうする家康』で共演中の松本潤)なんて、おいらが三軒茶屋あたりで飲んでいたときに、店に探しに来たことがある。小栗旬とふたりで(笑)。なにわ男子は、(メンバー7人中)4人と共演してるし」

 ステップアップしていく後輩たちを見てきた古田の目に、作間がどう映ったのかを聞くと、

古田「作間くんというか、ジャニーズ事務所の人たちの多くに言えることだけど、俳優として信頼ができる。ステージングとかもやっているから、スタッフの要求にこたえることに慣れている。それは、俳優としてすごく大切なこと。監督からここに行けって言われたときに“この役は、そうじゃないっすね”と言う前にまずは言われた通りにやれと。作間くんとかはそうじゃない。それに、キンプリ(King & Prince)の永瀬(廉)とか、後輩の面倒も見るし。いい先輩が多いよね」

作間「そうですね。縦の関係がしっかりあります。そういう中に自分がいられることが、ありがたいです」

 藤井監督の信頼も得た作間には、当初予定になかった重要なシーンも追加された。

作間「監督からどういう意図で撮影をするのか聞かされなかったのですが、さらに俳優として頑張りたいなと思うきっかけになりました」

 そう語る作間に、大先輩である古田と共演して、どんなことを学ぶことができたのか聞くと、

作間生で見る古田さんのお芝居は、映像で見ていたものとぜんぜん違いました。自分が台本を読んで想像した、はるか上をいかれるというか。感情の方向性は同じですが、自分の想定を超えるものを投げかけてくださるので、それはすごいと思いました」

 古田には、昨年9月に二十歳になったばかりの作間へ、俳優として成長するためのアドバイスをお願いしてみると、

古田「だんだんコロナも収束してきたから、先輩のお酒のお誘いには乗ったほうがいいよ。昔話というか経験談って、おもしろいし、勉強になるから。もし、感じが悪いときがあったら、“こんな人にはならいぞ”と、反面教師にすればいい。同世代の人ばかりと話していると視野が狭くなるから、先輩と交流をもったほうがいい」