女性芸能人にとって離婚がダメージとなる時代は完全に過ぎ、今、四十代の女性芸能人の離婚は自由の象徴もしくは勲章となりつつあるのではないでしょうか。先日、レストランのオーナーシェフと熱愛が報じられた女優・長谷川京子は離婚前の「グータンヌーボ2」(関西テレビ)に出演し、「おもしろいお姉さんでもいいけど『長谷川京子とだったら付き合ってみたい』という選択肢に入りたいんですよ」と発言していました。女性として見られたいと願う長谷川にとって、離婚は「おめでたいこと」ではないでしょうか。料理研究家のみきママも離婚を発表しました。ヤフーコメントには「料理研究家なのに、夫の胃袋をつかめなかった(だから、離婚となった)」というような昭和的な書き込みがありましたが、夫がいないことは料理家としての信頼に響くものではない。それどころか、お子さんを超有名大学に合格させ、自身も料理研究家として自立し、栄養士の資格を取るために大学に通う彼女のバイタリティを称えるものが多かったと記憶しています。離婚できる経済力を羨ましがる書き込みも多数ありました。

時代が広末に追いついてきた

 人にどう見られるかよりも、やりたいことが出来ているかが問われる時代が来ると、俄然、広末のすごさが染みてきます。女優の結婚相手と言えば、社長などの富豪、テレビ局のプロデューサーなどの関係者が多いものですが、広末の初婚相手は失礼ながら売れっ子とは言いがたいモデル、再婚相手はキャンドルアーティストと、自分の信念を貫いている。つまり、時代が広末に追いついてきたのです。

キャンドル・ジュン氏、鳥羽周作シェフ
キャンドル・ジュン氏、鳥羽周作シェフ
【写真】魔性の美脚を披露する超ミニスカの広末涼子

 私は広末の芸能界復帰はそう遠くないと思っていますが、そのためには結婚しないことがポイントになってくるかと思います。広末が独身であれば恋愛は自由ですから。不倫にならないためにも、今後はわっかい男性専門で交際することをお勧めしたい。「広末、まーた若いオトコとつきあってる。ヤバい」と羨望半分で笑われたときが、彼女の完全復活の日。その日が来るのを信じて、静かに待ちたいと思います。


<プロフィール>
仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ。会社員を経てフリーライターに。『サイゾーウーマン』『週刊SPA!』『GINGER』『steady.』などにタレント論、女子アナ批評を寄稿。また、自身のブログ、ツイッターで婚活に悩む男女の相談に応えている。2015年に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)を発表し、異例の女性向け婚活本として話題に。好きな言葉は「勝てば官軍、負ければ賊軍」