目次
Page 1
ー 「これは誘拐だ!」報道で─
Page 2
ー 福原愛の支持者

「日本の裁判に従って、平和的に子どもを返してほしい」

 7月27日、福原愛(34)の元夫で卓球元台湾代表の江宏傑(34)が日本外国特派員協会で緊急記者会見を開き、“連れ去り騒動”として話題になっていた長男について、「引き渡し」を涙ながらに訴えたことで世間は揺れている。

 この件は昨年7月、福原が夏休みの間という決まりで長男を日本に連れて帰ったことから端を発する。一向に子どもが台湾に帰国しないことを理由に江が裁判所に申し立てをしたところ、今年7月20日に東京家裁は息子を引き渡すよう判決が下った。会見が開かれたのはそんなタイミングでのことだった。

「これは誘拐だ!」報道で─

 この会見に対し福原は、代理人を通じて3000字を超える声明を発表。

《突然の記者会見、刑事告訴の示唆といった振る舞いは、親権をめぐる私的な問題を劇場的な見世物にしてひたすら母親に圧力をかけるのが狙いであるかのように見えます》

 強烈な批判を行ったことで、“共同親権”を持っている元夫婦の泥沼バトルは日本・台湾のメディアを巻き込むかたちでさらに激化している。

 そんななか、『NEWSポストセブン』が8月3日に《元夫が会見で話せなかった空港での警察沙汰》と、驚きの見出しで新情報を報じたのだった。

「記事では福原さんが夏休みに長男を日本に連れて行った“当日”の出来事について伝えています。台北の空港にて久しぶりの母子の再会、長男が福原さんに駆け寄り抱きついたそう。そのとき、江さんは長女を抱く腕に力を込めていたらしく、それを見た福原さんが異変を感じ、まず長男を車に乗せたんだそうです。

 そして福原さんが長女に近づくと、江さんが“これは誘拐だ! 日本に連れ帰るのは認められない。長男もすぐに連れ戻せ。そうしなければ警察を呼ぶぞ。あと5分以内だ”と大声で怒鳴り始めたんだといいます。子どもとの面会は決まっていたにも関わらずなぜそのようなことが起こったのか……福原さんはその場で号泣したんだとか」(スポーツ紙記者)