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ー 『VIVANT』モンゴルロケで人気だった果物

 

《美容ってちょっと楽しいぞと思って》

『美的』11月号の表紙とインタビューに登場した二階堂ふみ。ここ数年で美容の楽しさに目覚めたといい、肌のコンディションや体形を維持する秘訣について明かした。

二階堂さんは美容健康法にかなり熱心で、ニキビができたら美容皮膚科に通うほど。ジムに通うといった特別なトレーニングをしているわけではないのですが、飼っている6匹の犬や猫の世話といった、日常生活の運動で筋肉量を保っているそうです。犬2匹の散歩は別々に行くため、1日2時間は歩いているとか」(美容ライター)

 保護犬を迎え入れるなど、動物愛護活動にも熱心。そして、行き着いたのが“菜食主義”という選択肢だった。

畜産肉を控える菜食中心の生活を送っているみたいですね。本人は“ペスカタリアン”であると公言していて、魚介類は食べる菜食主義者だそうです。一時期は、衣服についても動物性のものはいっさい身につけないほどストイックになっていたと聞いています」(スポーツ紙記者)

 ストイックすぎる生活で、体調不良になって仕事に支障をきたした著名人は過去にいる。そのため、二階堂の健康面も不安視されるかと思いきや、どうやら心配はなさそう。

 過去のインタビューでは、菜食中心の生活について《私の体には合っていたようで、風邪や肌荒れをしにくくなりました》とも語っていた。

 犬や猫と暮らし、菜食主義となり、さらにそれが自身の健康につながるという、いいことずくめの生活。しかし、役者という仕事をこなすうえで苦労することもある。

『VIVANT』モンゴルロケで人気だった果物

 二階堂も出演し、話題となったドラマ『VIVANT』(TBS系)。モンゴルでの現地ロケは、彼女にとって過酷な環境だった。

サジーの実はオレンジ色で砂漠でも育つ生命力を持つ(日本サジー協会HPより)
サジーの実はオレンジ色で砂漠でも育つ生命力を持つ(日本サジー協会HPより)

「モンゴル料理は基本的に羊肉と乳製品がメインで、野菜料理がそもそも少ないんです。二階堂さんは“食べられるものがない……”と嘆いていましたよ。そのため、肉がNGな二階堂さんと現地スタッフのために、ベジタリアン向けの特別メニューが用意されていました」(撮影スタッフ)

 2か月半という長期の撮影のため、現地食材を使った食事も多く提供された。中でもスタッフ、出演者に人気だったのは『サジー』という果物。モンゴルでは日常の健康食として好まれているというが、どのようなものなのか。日本サジー協会に話を聞いた。

サジーは、グミ科の植物に分類され、果実は小豆ほどの大きさでございますが、さまざまなミネラルをはじめ、リンゴ酸やビタミンC、多くのアミノ酸など200種類以上の豊富な栄養素が含まれております。そのため、“奇跡の果実”と称されていて、美容面においても有用な栄養素を多く含んでいる果物です

『VIVANT』のロケ現場では、ホットジュースにして振る舞われていたとか。これで二階堂も大作ドラマを乗り切れた?