ニパニパ体操 目安:週1〜2回※慣れてきたら、回数を増やして行う

 あごの筋肉を鍛えて顔のたるみを解消!

(1)口を閉じ少し口角を上げる

(2)口角を上げ「ニッ」と笑う

(3)筋肉が硬くなっているか指で押して確認。5秒間キープ

(4)パッと力を抜き口を閉じる。1をキープしたまま、2、3を5〜10回繰り返す

《ポイント》頬骨の下に指を軽く当て、頬の筋肉がしっかり動いているかどうかを確認する。

ウーイー体操 目安:週1〜2回※慣れてきたら、回数を増やして行う

 首の筋肉を鍛えて二重あごを改善!

「ウーイー体操」イラスト/上田英津子
「ウーイー体操」イラスト/上田英津子

(1)口を閉じた状態で上を向き、口をとがらせて「ウー」と言いながら5秒間キープする

(2)顔を正面に戻し口を横に広げて「イー」と言いながら5秒間キープする。1、2を5〜10回繰り返す

《ポイント》「ウー」のときはできるだけグッと口をとがらせ、「イー」のときに首の筋が出るくらい口を横に広げる。

1か月実践したAさん(40代)

 40歳を過ぎて、ふと鏡を見たとき、「老けたと感じた」と話すAさん。「ニパニパ体操」「ウーイー体操」などを実践すると、「筋肉がほぐれた感じ。翌日、頬が筋肉痛になって、効果もしっかり実感できました」と話す。

 1か月続けた様子をCT画像で見ると、フェイスラインがくっきりとしたのがわかる。

1か月実践したAさん(40代)※画像は『すぐ実感!「マイナス10歳」カオキン体操』(青志社)より
1か月実践したAさん(40代)※画像は『すぐ実感!「マイナス10歳」カオキン体操』(青志社)より
奥田逸子先生●加齢画像研究所ONI所長・医師。画像解剖学の観点から、自らの顔を実験台に研究し続け、自分でできる運動法を考案・普及している。著書に『すぐ実感!「マイナス10歳」カオキン体操』(青志社)。
奥田逸子先生●加齢画像研究所ONI所長・医師。画像解剖学の観点から、自らの顔を実験台に研究し続け、自分でできる運動法を考案・普及している。著書に『すぐ実感!「マイナス10歳」カオキン体操』(青志社)。
教えてくれたのは……奥田逸子先生●加齢画像研究所ONI 所長・医師。画像解剖学の観点から、自らの顔を実験台に研究し続け、自分でできる運動法を考案・普及している。著書に『すぐ実感!「マイナス10歳」カオキン体操』(青志社)。

(取材・文/鶴町かおり)