雨や雪の後は靴に新聞紙でカビ防止

「冬に履く機会が増えるブーツは、湿気がたまりやすく皮脂とも結びつくので、カビが発生しやすい。靴用のブラシで大まかな汚れを取りつつ、湿気を吸うように新聞紙を詰めるのがいいです。特に雨や雪などで濡れた後は新聞紙を詰めて、風通しのいい日陰で乾燥させてください」

冬カビ発生ポイント:ブーツ・靴箱 撮影/山田智絵
冬カビ発生ポイント:ブーツ・靴箱 撮影/山田智絵
【写真】窓のカビ要因となる結露を予防するには“中性洗剤”

 靴箱に入れて保管するときは、湿気の影響を比較的受けにくい上段に置き、換気をするのが大切。

「また、新聞紙を靴箱に敷いて靴を収納すると、余分な水分を吸ってくれるので、カビが発生しにくくなります」

新聞紙は靴の中に詰める、靴箱に敷くのW使いでカビの発生を防ぐ 撮影/山田智絵
新聞紙は靴の中に詰める、靴箱に敷くのW使いでカビの発生を防ぐ 撮影/山田智絵

お風呂場のカビは冷水と水切りで対策

 お風呂場の排水口周りや壁面にできるやっかいな黒カビ。浴室内の気温が高く湿度もある梅雨にできるカビは色が濃いのに対し、冬場で気温が低く、湿度が高いときにできるカビは色が薄く気づきにくいという。わかりにくいだけで、しっかりカビは繁殖しているのだ。

排水口周りに発生したイヤ~なカビ 撮影/山田智絵
排水口周りに発生したイヤ~なカビ 撮影/山田智絵

浴室には皮脂や石けんカスなど、カビのエサとなる栄養が豊富で、お湯を使えば湿度が上がるので冬であっても油断は禁物。

 頑固なカビには、次亜塩素酸塩系のカビ除去成分が入った洗剤を吹きかけて、流れてしまわないようにキッチンペーパーでパックし、その上からさらにラップをかけるとよく落ちます」

浴室内全体にシャワーで冷水をかけ汚れを流し、水切りで水分を落とせばカビが発生しにくくなる 撮影/山田智絵
浴室内全体にシャワーで冷水をかけ汚れを流し、水切りで水分を落とせばカビが発生しにくくなる 撮影/山田智絵

 カビ予防には、入浴後、シャワーで壁や床、洗面器など浴室内すべてに水をかけ、飛び散った汚れを落とし、その後浴槽の表面や壁面の水滴を水切りなどで拭き取ることでカビが発生しにくくなる。

カビ除去成分が入った洗剤の上にキッチンペーパーをかぶせ、さらにその上にラップをかけることで洗剤をカビに密着させる。20~30分後に洗い流せば、頑固なカビも落ちやすい 撮影/山田智絵
カビ除去成分が入った洗剤の上にキッチンペーパーをかぶせ、さらにその上にラップをかけることで洗剤をカビに密着させる。20~30分後に洗い流せば、頑固なカビも落ちやすい 撮影/山田智絵
西田美保さん●アクティア株式会社が運営する家事支援サービス「カジタク」にて、年間500件以上の家事代行サービスを行う「掃除のプロ」。クリンネスト1級。
西田美保さん●アクティア株式会社が運営する家事支援サービス「カジタク」にて、年間500件以上の家事代行サービスを行う「掃除のプロ」。クリンネスト1級。
教えてくれたのは……西田美保さん●アクティア株式会社が運営する家事支援サービス「カジタク」にて、年間500件以上の家事代行サービスを行う「掃除のプロ」。クリンネスト1級。