・日帰り旅~小田原~
気温が上がってきたら、潮風を感じながら散歩を楽しむ海沿いの日帰り旅行もおすすめ。おいしい海の幸を食べて、疲れがたまる前にサッと引き揚げる“潔さ”がオトナ旅を充実させるヒケツ。
1~2時間電車に揺られれば、立派な日帰り旅行
少し離れた土地に住む友人を訪ねつつ、日帰り旅行も兼ねて羽を伸ばすのもいい。
「家族のことがあってお互い気軽に誘えなかった友人に声をかけ、1~2時間電車に揺られて会いに行けば、それも立派な日帰り旅行。私は小田原近くに住む友人をランチに誘い、近くのエリアを散策しました。
待ち合わせはJR小田原駅直結のショッピングモール『ミナカ小田原』屋上の足湯。海と山を見渡せる素晴らしい眺望で、旅気分も盛り上がります。ランチはプチ贅沢にお寿司を食べて、観光名所の“海への扉”へ。御幸の浜の防潮堤で、トンネルの先に海が見えてとてもドラマチック。
小田原文学館で友人と別れ、そのあとは一人行動。ずっと気になっていたギャラリーの『うつわ菜の花』に行ったり、小田原城にも足を延ばして疲れる前に帰宅。大満足な日帰り旅でした」
小暮さん流 旅のおすすめアイテム
移動は公共交通機関を利用するため荷物は最低限に。その中でも「持っていると安心・便利」な物を紹介!

使い捨てできるプラスチックのフォークを携帯。手作りポーチに入れた充電器をポシェットにイン『60代 大人旅の愉しみと工夫』(主婦と生活社)より
1・フォークやビニール袋のセット
観光地の人気のお店は混んでいることも多い。テイクアウトしてホテルで食べられるように、使い捨てのフォークとゴミをまとめるビニール袋を持参。
2・パジャマ代わりのTシャツとパンツ
ホテルの浴衣が苦手なので、部屋着用に持っていく。コンビニにもふらっと行けるので便利。
3・充電器は思い出のポーチに入れて、忘れるのを防止
長時間外に出ているため携帯できる充電器は必須。ただ、うっかり忘れることもあるので、昔子どものために作ったポーチに必ず入れると決めて持ち歩きます。
取材・文/松家寛子
小暮涼子さん 子ども3人を育て上げ、リタイアした夫と埼玉県にてふたり暮らし。雑貨やおしゃれが好き。何げない日常をつづったインスタグラム(@ryoko_kogu)が人気。近著に『60代 大人旅の愉しみと工夫』(主婦と生活社)。