目次
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ー “オリキャラ”の役割
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ー 撮影費用の問題も

《小一郎の幼なじみ“初恋のひと”》(NHK公式サイトより)

「小一郎」とは、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長。'26年1月よりスタートする次回のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主役だ。そんな主役の“初恋の人”「直」を演じるのは、永野芽郁のはずだった。

「5月18日に永野さん側から出演辞退の申し出があり、翌19日にNHKはそれを受け入れたと発表しました」(スポーツ紙記者、以下同)

“オリキャラ”の役割

 “理由”は公表されていないが、田中圭との不倫疑惑の影響によるものだろう。

「NHK大河における“不倫降板”は、過去には'17年に斉藤由貴さん。翌年に放送を控えていた『西郷どん』の出演を辞退、降板しています」

 斉藤の代役を務めたのは南野陽子だった。

「急きょ出演となった南野さんは、撮影までの準備期間が1か月しかありませんでした。『豊臣兄弟!』は6月に撮影スタートなので、代役に与えられる時間はひと月もないでしょう」(制作会社関係者)

 永野の代役は、白石聖が務めると報じられている。

「ただ、ネットの一部では“代役はいらない”“キャラごとなかったことにしたほうが”という意見も少なくない。理由は永野さんの不倫騒動ではありません」(芸能プロ関係者、以下同)

 永野不要の理由は……。

「『直』は、史実には存在しないドラマのオリジナルキャラクター。大河におけるオリキャラが担うのは、“恋愛要素”の注入。これに尽きますね」