撮影費用の問題も
今回の「直」もプロフィールを読む限り、その役回り。
「“夫を支えた妻”など、史実にある存在や関係性、そこで生まれた恋愛であれば納得する人も多く、ドラマとして推し要素になるかもしれませんが、史実にないオリキャラでは、“どうでもいい役”になることが多い。
『真田丸』の長澤まさみさん、『麒麟がくる』の門脇麦さんがそのようなオリキャラを演じていますが、2人のような人気・実力派の女優でも酷評されていました。それをまた繰り返すのか……」
《永野芽郁のキャラそもそもいらないでしょ。豊臣兄弟の話多くしてよ》
《大河なんてそんな無理矢理恋愛要素入れなくても》
《時代物でも恋愛を入れとけば、女性が釣れるとでも制作側は思ってんの?》
「恋愛要素は確かにウケる要素でもありますが、あまりに多いと邪魔だと感じる視聴者も。史実にないキャラであれば、その恋愛が全体のストーリーに大きく関わることはない。ただ、そういったシーンの撮影は安上がりで済みます。
逆に本格的な合戦シーンなどは大勢のエキストラも含めてお金がかかる。最近はNHKでもお金をかけられないのか、ショボい合戦シーンも少なくないので……」
永野が演じる予定だった直は《乱世に翻弄される悲劇のヒロイン》。自らの行いが発端になった現状に翻弄されている彼女は今、何を思う─。