目次
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ー 営業先でバッティングした意外な芸人
Page 2
ー 原口あきまさがものまね賞レースをやんわり避けている理由
Page 3
ー コロナ禍で変化したものまね業界

『ものまね王座決定戦』や『ものまねグランプリ』をはじめ、老若男女が楽しめる定番コンテンツの“ものまね”。ものまね番組の中には、視聴者投票を取り入れたり、プロが審査するものなど、番組のコンセプトやトレンドも多岐にわたる。

 かたや、ライブや営業先などで、往年の鉄板ネタを生で見るのもまた醍醐味だ。2025年7月30日には、札幌文化芸術劇場で、原口あきまさ・ホリ・ミラクルひかる・JPが豪華共演する『スゴイ!ものまねコンサートin札幌』が開催される。上演に先立ち、原口あきまさ・ホリ・ミラクルひかるの3人にインタビューを敢行した。

営業先でバッティングした意外な芸人

ーー『スゴイ!ものまねコンサートin札幌』の見どころを教えてください。

原口あきまさ(以下、原口):キャパが2300人と聞いているので、そんな大きな箱でやることはなかったなと。

ホリ:しかもこの4人でやるのは意外と初めてですね。結構、原口さんとミラクルとは、同じ現場でバッティングすることはあるんですけどね。テレビではあまりやらないネタも披露する予定です!

原口:あと対面でファンと会うと「原口さんテレビで見るより大きいですね」って言われるのもライブならではですね。「ミラクルさんかわいいいですね」とか、「ホリさんは別に変わんないですね」とか(笑)。

ミラクルひかる(以下、ミラクル):あとは皆さん結構真剣なんですよ。もちろんスベりたくないし、ネタも被らないようにしないといけないし、後輩のJPには負けられないし(笑)。そうした裏側の事情も込みで楽しんでもらえたらと思いますね。

ーーお三方は営業先で一緒になる機会も多いのですか?

ミラクル:営業先の写真を見返すと、結構3人で写っているの多いですよね。

原口:それに営業とか企業パーティー行く時って、結構メンツが被ることも多くて。仲良くなった営業先の人から、ホリとかミラクルの写真が送られてきたり。あと現場でテツandトモとよくバッティングするよな。

ホリ:あとは小石田純一とか、ダブルネームとかね。あと最近だとTKOの木本さんが客席にいたこともあって(笑)。

原口:この間、3人が一緒になった時は、まずホリが出たら会場の空気が重くて、その次にミラクルが出たら盛り上がって、プレッシャーに感じながら僕が登壇したらホリと同じような空気になって(苦笑)。内心やべえと思いながら、最後ミラクル呼んで3人で盛り上げてみたいな。

ホリ:現場によって、会場の空気が全然違いますよね。 「あれ今日盛り上がるのに時間かかるな」とか。その辺りは生って感じがします。

ミラクル:世の定めかもしれないけど、ベテランほどアウェーの現場が多いですよね(苦笑)。

原口:ショーやっている目の前で、お客さん同士が名刺交換してるとかね。

ミラクル:営業先の主催者も、お客さんの反応があまり良くないのを察知しているから、やけに弁当が豪華な時あるんですよ(笑)。こっちからしたら逆にやばいみたいな(笑)。

ホリ:二段弁当のやつね。弁当の豪華さで勘弁してくださいって言われてる感じで(笑)。

原口:少なくとも死ぬほど恥はかいてます(笑)。逆にそこから逃げたらダメというか。上手く伝わらないかと思いますが、スベる快感もあるんですよね。

ホリ:自分の出順の前がそんなにウケてないと出るの怖いけど、なんとか空気変えたいみたいな。あとは本番中スベっているのを、そこからどうフリにして、オチに持っていくか考えている時はゾクゾクしますよね(笑)。