北村匠海と小栗旬
今をときめくあの俳優も「成長してからと違う」子役だったという。
「北村匠海さんはその卓越した演技力と存在感で、主人公の少年時代を引き受けることが多かった。映画『重力ピエロ』では岡田将生さんの、『君の膵臓をたべたい』では小栗旬さんの少年時代を演じています。『君すい』に関しては少年時代の恋愛がメインなので、北村さんの成長後を小栗さんが演じたと言ったほうがいいかもしれません。どちらにしても顔タイプがまったく違う。イケメンであることに変わりはないですが」
いったいなぜ、このような現象が起きるのか。
「朝ドラのように演技力重視の場合や、北村さんのように監督や制作側から“使いたい!”と思わせる魅力がある俳優なら視聴者も納得します。『ダメマネ!』の増田さんも演技力が光っている子役さんなので、元天才子役という役柄を優先して彼女がキャスティングされることになったのでしょう。
一方で、事務所のバーターやゴリ押しの結果、似ていないキャストが選出されることもあったり……」
制作側の都合で視聴者を混乱させるのは、勘弁してほしいかも。