仲間たちからのエール
そんなワッキー自身に力を与えていたのが、「仲間たちからのエール」だ。ワッキーは高校時代、名門・市立船橋高校サッカー部で活躍。芸能界でも屈指のサッカー通として知られ、Jリーグ関係者との交流も深い。そんな縁から、闘病中には数多くのサッカー選手が激励の声を届けてくれたという。
「特に感動的だったのが、浦和レッズの槙野智章による呼びかけで実現した応援動画。三浦知良から始まり、Jリーグのチーム単位でエールが送られています。最後にスター選手のイニエスタが、ワッキーのお株を奪うような『ジャッキーさん、頑張って』と名前を間違えるオチもつき、笑いを欲していたワッキーはかなり元気をもらったそう。このエピソードは入院当時にも報告されており、サッカーファンから拍手が送られていました」(スポーツ紙記者)
そんな中、ワッキーが思わず号泣してしまったエピソードも披露された。
母校・市立船橋の現役生たちが、寄せ書き入りのユニフォームを贈ってくれたのだ。さらにライバル校である流通経済大学付属柏サッカー部からもエールの寄せ書きが届き、その“思いのバトン”にワッキーは涙が止まらなかったという。
現在は復帰し、再び舞台に立つワッキー。笑いの裏側にある“絆”の物語は、これからも多くの人の心に響き続けることだろう。