「悪質企業は摘発するべき」

 備蓄米の放出を巡り様々な動きがある中、“消えたコメ”だったはずの銘柄米にも異変が起きているという。

「今まで、品薄で価格の高騰が続いていた銘柄米が急にスーパーにずらりと並び出しました。値段は依然として例年よりも高いままではありますが、備蓄米も流通し始めましたし、今後は銘柄米の安定した供給と価格の低下が期待されます」

 SNSでも、《近所の米売り場、品切れ続きだった銘柄米がびっしりなんだけど》《備蓄米が安く放出されると決まったら店頭に銘柄米が並びだした》といった投稿が。

 狙いどおり、備蓄米の流通により“消えたコメ問題”は解消の兆しを見せている。しかし、国民の怒りは収まらない。

小泉進次郎の壁画アート、口元には白い米粒が…(小泉進次郎インスタグラムより)
小泉進次郎の壁画アート、口元には白い米粒が…(小泉進次郎インスタグラムより)
【写真】口元に米粒、風刺の効いた小泉進次郎の“壁画アート”

《値段を吊り上げて金儲けしようとわざと在庫を隠し持ってた業者がいるってことでしょ?日本人の主食なのに許せない!》

《価格高騰を狙って売り絞っていたな?一体どこの誰が隠してたんでしょう》

《結局は品薄じゃなくて誰かがお米の値段をつり上げるために出し惜しみしてただけですよね。金儲けを企んだ悪質企業は摘発するべき》

 また、現在の流通の仕組みに不安を抱く人も。

《米卸問屋が最高利益を出したという記事もあったし、流通操作で儲けられる仕組みは変えた方がいいのでは?》

《秋の新米も今回みたいに高値調整されないか心配》

 混乱が続く“令和の米騒動”はいつになったら落ち着くのだろうか。