福島県の内堀雅雄知事もTOKIOの解散を受けて、
「風評払拭、農業振興、地域を元気にしようということで頑張っていただいただけに、本当に残念でなりません」
と惜しむようにコメントしている。
TOKIOを解散に至らせた国分のコンプライアンス違反の内容だが、日本テレビ側は“プライバシーの観点から説明を控える”と、詳細は語らず。国分自身も事務所を通じての謝罪コメントで、
《長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です》
と語るのみで、具体的な内容は明かされないまま。
そもそも、これまでの国分はスキャンダルとは無縁のタレントだった。
「ワイルドなメンバーぞろいのTOKIOですが、国分さんは温和な優等生タイプ。好感度も高く、2014年から5年間はテレビ出演本数1位を獲得するほどの人気タレントでした。『鉄腕! DASH!!』でも一級小型船舶操縦士免許の資格を活かしたり、陶器づくりなどのクリエイティブな面でも活躍していました」(前出・テレビ局関係者、以下同)
「TOKIOという屋号を守りたい」
2020年7月、週刊女性は城島茂、国分、松岡の3人体制となり「株式会社TOKIO」を立ち上げる決意をした彼らにインタビューをした。その際、国分は“TOKIOという屋号を守りたい”と言い、社会貢献など未来への展望を熱く語っていた。
それからわずか5年で潰えてしまった国分の夢。その後、メンバーたちの反応はというと、
「城島さんと松岡さんは仕事の合間をぬって福島県や関係者に国分さんの不祥事の謝罪に奔走しているそうです」(前出・スポーツ紙記者)