視聴率低迷にあえぐ報道番組のメインキャスターに就任した進藤(阿部寛)がバラバラだったチームを成長させるサクセスストーリー。2位の作品と同様、特定の出演者が集中砲火を浴びた形だ。

中間ランキングと大きな変化が

2話放送前にヒットメーカー役の永野芽郁さんに不倫報道があり、さらに同ドラマの共演者である韓国人俳優と二股交際も報じられ、その相手の出演シーンが不自然に減ったことも視聴者は気になってしまいますよね。

 永野さんの出番も減らすのかなと思っていたら最終回までそんなことはありませんでした。正義感あふれる役柄だったので、余計に反感を買ってしまいましたね」(津田さん)

大河ドラマの降板も決定した永野芽郁。しばらくは見られない?
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【写真】「あざと女子すぎる」批判が殺到した永野芽郁の共演者のスキンシップ

 番組を立て直した進藤(阿部)でも永野の人気を回復させるのは無理だった?

春ドラマ「がっかり」ランキング
春ドラマ「がっかり」ランキング



 このランキング結果を総括して津田さんは、

5月の中間ランキング結果と微妙に違うのが面白いですね。『よかった』『がっかり』の両方に入っていた『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』(TBS系)が、今回はどちらにも入っていないし、『がっかり』に挙げられていた『あなたを奪ったその日から』は一転、『よかった』にランクインしました。

 ノーマークだった『波うららかに、めおと日和』も最終回を終え『よかった』に入るなど、やはりドラマは最後まで見ないとわからないということですね。一方で不祥事を報じられた俳優が出演した作品は中間発表も今回も『がっかり』に入ってしまいました。

 視聴者の嫌悪感は大きいと感じますね。今の時代は視聴者の皆さんが不倫などの色恋沙汰に過敏に反応するところがあるので、そういった騒動を起こした俳優さんは、しばらく起用されないかもしれませんね。いつからこうなったのか……

 夏ドラマの出演者のみなさん、くれぐれも騒動を起こさないように。