『第64回紅白歌合戦』リハーサル中の嵐・松本潤('13年)
『第64回紅白歌合戦』リハーサル中の嵐・松本潤('13年)
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「紅白の視聴者離れは、年々深刻に。今年の紅白では韓流グループ枠を減らしたり、若い女性層に支持されているラッパー・ちゃんみながプロデュースするグループを出場に向けて調整するなどの施策を打つそうですが、そこまで視聴率の改善に影響があるとは思えません。嵐クラスのグループでないと紅白の“目玉”にはなり得ないでしょう」(前出・音楽番組プロデューサー)

 出禁から一転、NHKサイドからラブコールを受けるようになったSTARTO社だが、このチャンスを逃したくないようだ。

STARTO社は嵐の出場に前向きなのですが、NHKに対して“別のグループも複数出場させたい”と掛け合っているとか。そのうち、候補に挙がっているのは『関ジャニ∞』から改名した『SUPER EIGHT』と、『Sexy Zone』から改名して追加メンバーを加えるなどで一新した『timelesz』が有力で、水面下で調整が行われているようです」(NHK関係者)

紅白にとって“ウィンウィン”な申し出

 この駆け引きは事実なのか、NHKに問い合わせると、

「個別の番組の制作過程については回答を控えます。出演者については、自主的な編集判断のもと選定しています」

 との回答だった。

 芸能リポーターの佐々木博之氏にSTARTO社の動向について聞いてみた。

視聴率が低下しても、歌手にとって『紅白』は今でも“ステータス”なんです。事務所も“紅白出場”という実績を残したいはず。また、これをきっかけにNHKとの関係を改善できれば、ドラマなど他の番組出演にもつながりますからね。嵐の“抱き合わせ”とも見えますが、両グループは知名度と実力は申し分ないですから、“バーターだ”と非難されることはないでしょう。視聴率が欲しい紅白からすれば“ウィンウィン”な申し出かもしれません」

 嵐が再び動き出し、さまざまなところで大旋風を巻き起こしている!?