日常の気になる疑問を解決!回転寿司のレーンで右回りが多いのはなぜ?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。
知って楽しい!おもしろ雑学
Q.回転寿司のレーンで右回りが多いのはなぜ?
A.日本人に「右利き」と「利き目が右」の人が多いためといわれています。(クラシル広報担当 福丸 玲さん)
寿司だけでなく、サイドメニューやキャラクターとのコラボ商品を展開するなど、幅広い層に愛されている回転寿司。
そんな回転寿司に不可欠なレーンだが、「実は右回りが多い。それには、ちゃんとした理由があるんです」と話すのは、レシピプラットフォーム「クラシル」の広報を担当する福丸玲さん。
「一般的に右回りである理由は、日本人に“右利き”と“利き目が右”の人が多いためといわれています。右利きの場合、右手で箸を持つため、皿を取るのは左手になります。
このとき、レーンが右回りだと、流れてくるお皿を受け止めるようにキャッチでき、流れてから手に取るまでの一連の動作を、スムーズに行えるメリットがあるんです」(福丸さん、以下同)
左側から流れてくるお皿を左手で取ろとした場合、タイミングを見定めてサッと、すばやく手を動かさなければならない。
「さらに、利き目が右であれば、右回りのほうが流れてくるお皿をより早く見ることができ、取るか取らないかの判断時間も長くとれるわけです」
では、左回りのレーンは存在しないのだろうか。
「店舗のレイアウトの関係などで、左回りの回転寿司がありますから、右回りでないとダメという厳格な決まりはないみたいです。
また、最近では正面を向くカウンター席とは違い、横向きのボックス席も増え、座る場所によっては右回りが取りづらく、左回りが取りやすい、なんて事例もあります。実際に回転寿司に足を運んだ際は、左右の手で取りやすさを比べてみてください」