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中国発のキャラクター「ラブブ」(popmart公式サイトより)
いま世界中で大人気となっている中国初のキャラクター「ラブブ」をご存じだろうか。ウサギのような耳を持ち、トゲトゲとした歯、大きくて丸い目に、ふわふわとしたボディが特徴のラブブは、“北欧の森に住む、小さくて遊び好きな妖精”という設定を持っており、おもにZ世代を中心に人気が広がっている。
ラブブの人気は日本の芸能界にも

2004年のYUMIKATSURA パリコレ記者会見での200万円のドレスを着た観月ありさ
アメリカの調査会社イーマーケター(EMARKETER)のデータによると、ラブブの販売・製造を手がけるポップマート(POP MART)は、2025年に10億ドル(約1480億円)のラブブを売り上げる見込みだという。
ラブブの人気は日本の芸能界にも広がっており、女優の松田美由紀(63)や、観月ありさ(48)、アイドルグループHey! Say! JUMPの山田涼介(32)など、ラブブを所有している芸能人はかなり多い。
しかし、ネットではラブブについて、以下のようにその人気を疑問視する声も多数みられるのだ。
《てかほんまにラブブってどこが可愛いの?ばり怖いねんけど》
《ラブブ、ネットで最近見るけど全然まったくかわいくないし気持ち悪いまである これ買っている人たちは本当にこれが可愛いと思って原宿のポップマートに並んでるの?》
《最近流行っているらしいラブブってやつ全然かわいくないしなんで流行っているのかわからないんだが》
たしかに、ギザギザと尖った歯や、少々つり上がった目は不気味に見えないこともない。かなり好みの分かれるキャラクターデザインにもかかわらず、なぜラブブはここまでヒットしているのか。