ボストン・レッドソックスの吉田正尚選手の取材にあたる石橋貴明(公式インスタグラムより)
ボストン・レッドソックスの吉田正尚選手の取材にあたる石橋貴明(公式インスタグラムより)
【写真】がん闘病中の“激ヤセ”石橋貴明がかぶっていたキャップ

 プロアマ問わず野球が大好きで、近年は芸能界屈指の“メジャーフリーク”として知られ、2022年からABEMA『MLB石橋貴明スタジアム』メインキャスターも務める石橋。現地にも公私に足を運んでは、レッドソックス・吉田正尚外野手(32)をはじめとする日本人メジャーリーガーへの取材を重ね、親交も深めている。

 2023年4月にも、約2週間にわたるMLB観戦旅から帰国した石橋は、自身がパーソナリティーを務めるTBSラジオ『Paravi presents 石橋貴明のGATE7』(2025年6月に終了)にて、当時のロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手(31)の活躍を興奮気味に伝えた。

メジャーリーガーは体力化け物

「あの試合(ボストンでのレッドソックス戦)やって、エンゼルスは次にニューヨーク移動してすぐ試合で、大谷さんはその試合で初回ホームランですからね。ヘビーなスケジュールこなして、メジャーリーガーは体力化け物ですよ!」

 石橋が着用したMLBキャップには、体力を要する闘病生活においてメジャーリーガーの「体力化け物」にあやかりたい気持ちがあるのかもしれない。

 1994年公開の米映画『メジャーリーグ2』に、日本人メジャーリーガー“タカ・タナカ”として出演した際、気落ちしたチームメイトを鼓舞するために叫んだ名台詞。

「You have No Marbles!」

 壮絶な闘病生活で挫けそうになった時、“漢・石橋”はそう自分自身に言い聞かせていることだろう。