大谷翔平の自宅報道問題も再注目

2025年7月16日(日本時間)、手をつないでレッドカーペットを歩く大谷翔平と真美子さん(共同通信社)
2025年7月16日(日本時間)、手をつないでレッドカーペットを歩く大谷翔平と真美子さん(共同通信社)
【写真】イチローと妻・弓子さんと一緒に暮らす「姫弓」と「天朗」

 今回のイチロー氏の報道を受けて、昨年5月にフジテレビと日本テレビが大谷選手の12億円豪邸を詳細に報道し、大谷の逆鱗に触れた問題も再び注目が集まっている。

「5月放送のフジテレビ『Live News イット!』では、レポーターが自宅敷地内のバスケットボールコートを盗み撮りし、近隣住民たちにまで直撃インタビューを敢行。大谷選手の新居の情報を大々的に報道し大きな批判を浴びました」(スポーツ紙記者)

 SNSでは、

《何故、大谷翔平が自宅を無許可で上空撮影した日本のテレビ局に怒りを露にし、LAドジャースが事態を重く受け止め球団として正式に抗議をしたのか、これが全ての答え》

《日本のマスゴミには、去年大谷さんがキレてた理由をこのニュースから学んで欲しい…》

《この一件で、馬鹿な日本のメディアが自宅を報道したことを思い出しちまったよ》

 と改めて大谷への心配の声が散見された。

 今年、妻の真美子さん(28)との間に第1子女児が誕生したことを発表した大谷。チームメイトである山本由伸の強盗未遂事件もあり、 心中穏やかでないだろう。SNSでは背景削除、間取りをも特定されないように徹底管理し警備会社と契約して妻と娘を守る姿勢を見せているとのことだ。

 イチロー氏宅への事件で改めて浮き彫りになったアスリート宅の危険。海外で活躍するアスリートとその家族を守るためにも、今回の事件をきっかけにメディアによる過度な取材がなくなることを願うばかりだ─。