肝心のおいしさは?

採りたてを食べられるのが最大のメリット。甘みがあってみずみずしくて、特に葉物やスナップエンドウは驚くほどのおいしさです

 食品高騰は今後も継続の予感。家計の助けにもなり、日々の楽しみにもなる家庭菜園を、ぜひ始めてみては。

容器栽培のコツ

1・裏に排水穴をあける

裏に排水穴をあける 撮影/林ひろし 栽培写真協力/ぽたろう
裏に排水穴をあける 撮影/林ひろし 栽培写真協力/ぽたろう
【写真】家庭菜園をする人は必見! 容器栽培の簡単すぎるコツを紹介

水が容器の底にたまると根腐れするので、裏側には穴をあけよう。袋は折り曲げ、マチもしっかりとって。

2・ 水やりはこまめに

プランターより土の量が少ないため保水力が低いので、乾燥に注意。毎朝の水やりを徹底し、追肥で生育を促して。

3 ・光と風を当てる

光不足は植物の生育を妨げ、風通しが悪いとカビが発生することも。室内の場合、窓辺など適度な空気の流れがある場所に置くのが理想的。


ジッパー付き保存袋でリーフレタス

・何度も何度も収穫できるコスパ最強野菜

害虫がつきにくいキク科に属する。茎が伸びてしまい収穫時期が短い春まきに比べ、秋まきなら5か月以上楽しめる。

種まき時期 3~11月 発芽適温 15~20℃ 生育適温 15~20℃ 栽培環境 半日陰

ジッパー付き保存袋で栽培するリーフレタス 撮影/林ひろし 栽培写真協力/ぽたろう
ジッパー付き保存袋で栽培するリーフレタス 撮影/林ひろし 栽培写真協力/ぽたろう

基本手順
 ジッパー付き保存袋(Lサイズ)に培養土を六分目まで入れて口を閉じ、横にした袋の側面に排水穴をあける。反対面を上にしてカッターで切り開き、切った部分を外側に丸めてテープやホチキスで固定する。

 パラパラと種をまいたら種が隠れる程度に土をかけ、1日1回水やりを。3~4日で発芽するので間引きし、1か月後には追肥を。高さ20~30cmになったら葉の外側から収穫していくと、何度も収穫が可能に。