過去にも大炎上した柴田淳
前出のスポーツ紙記者は、炎上は柴田にとって初めての事態ではないと指摘する。
「柴田さんは過去に、政治団体『NHKから国民を守る党』の立花孝志氏や兵庫県の斎藤元彦知事といった人物をXでたびたび批判し、その言葉遣いが問題視されていました。事態を重く見た所属レーベルのビクターエンタテインメントは、2025年3月に公式サイトで『柴田淳のX上の投稿の一部に不適切な言葉遣いがあると判断した』と声明を発表。柴田さんに対して注意喚起を行ったという経緯があります」
こうした事務所からの正式な“お叱り”があったにもかかわらず、柴田は攻撃的な論戦スタイルを変えようとはしていない。
「立花氏への批判問題が起きた際も、柴田さんは公式サイトのトップページに、『私の発言を誹謗中傷と見做した会社と全ての方々へ 稚拙な言葉遣いがあったことは認め改めますが、私は他者を攻撃、誹謗中傷、差別などしておりません。それは今後も変わりません』との文章を掲載し、いまも載っています。言葉遣いは悪いかもしれないが、誹謗中傷の意図はないと主張し、発言の本質は正しいという姿勢を崩していないのです」
そして、今回の高市首相への「媚び売ってる」投稿に対して一般ユーザーが批判的なリプを送ると、それにもわざわざ《自己紹介お疲れ様です。だったら見なきゃいいのにそれが出来ず、わざわざ書き込んでまで言いにくる。勿論身分は隠して。恥ずかしい人》と、強い皮肉で応酬している。
「柴田さんは『月光浴』『HIROMI』などのヒット曲で知られ、自分の心境を率直に綴るブログが評判を呼び、“ブログの歌姫”と呼ばれたことも。政治的発言の自由は尊重されるべきですが、誹謗中傷ととられかねない投稿は柴田さんの音楽が好きなファンも離れていってしまいかねません」
ファンのためにも言動には注意したほうがよさそうだ。
 
 
   
    










