買い物するなら[スーパーvsドラッグストア]
ドラッグストアは、薬や化粧品、日用品を買う店、というイメージがある。
「実は、客に毎日来店してもらうために、特定の食品をスーパーよりも安く設定していることが多いんです。特に、“白物四品”と呼ばれるパン、牛乳、卵、豆腐は、よく目玉商品として格安になっています」
セール品のチェックは、スーパーだけでなくドラッグストアも対象にして。白物四品はドラッグストアで、それ以外の食材はスーパーで買うといった「使い分け」をして、食費を抑えよう。
節水するなら[シャワーvsお風呂]
一般的に、浴槽(約200リットル)の水量は、シャワーを約16分間流すのと同じ水量になる。
「髪が長いなど、女性は厳しいかもしれませんが、1人あたりシャワーを4分使うとすると、3人までならシャワーのほうがお得ということに」
4人以上の家族の場合お風呂をためるほうが節水になるし、残り湯を洗濯や掃除に再利用するなら人数にかかわらずお風呂が賢明だといえる。家族構成と残り湯の再利用の有無で判断しよう。
乾燥するなら[浴室乾燥vs洗濯機乾燥]
洗濯物を乾かす際に、電気代が安いのは、「洗濯乾燥機(ドラム式・ヒートポンプタイプ)」だ。
「電気代を比較すると、浴室乾燥機は1回の利用で約88~102円かかるのに対し、ドラム式のヒートポンプタイプの乾燥は1回あたり約19~28円と圧倒的に安くつきます」
ヒートポンプとは、エアコンと同じしくみを使って乾燥させる方法だ。低温で効率よく乾燥させるため、衣類が傷みにくいというメリットも!
コスト安く料理を作るなら[電子レンジvsガス]
「料理のときの光熱費を安く抑えたいなら、電子レンジを賢く使いましょう。特に、野菜に火を通したいときは、たっぷりのお湯を沸かすガスよりも、短時間で火が通るレンジがお得です」
資源エネルギー庁によると、例えば根菜(じゃがいもや里芋)の下ごしらえを毎日行った場合、ガスコンロは年間で約1540円かかるのに対し、電子レンジなら年間で約680円と、半分以下のコストで済むので賢く利用を。











