目次
Page 1
ー ベーシックなアイテムをきちんと着こなす
Page 2
ー 差し色で統一感を
Page 3
ー “白”で上品な仕上がりを意識
Page 4
ー 重くなりがちな黒コートの着こなしヒント

 

 防寒とおしゃれのバランスがむずかしい冬。全身やぼったいモコモコファッションになったり、地味なモノトーンコーデばかりになったり……。

 そこで人気インスタグラマー小和田妙子さんの着こなし術をご紹介。“一見、普通の服”がすてきに輝くヒントをお届けします。

ベーシックなアイテムをきちんと着こなす

お気に入りの服を、自分らしく着ること。無理をしない装いが、年齢に合った“シンプルなおしゃれ”につながる気がします

 そう話すのは、フォロワー数8万人超え、同世代の女性たちから支持を集めるインスタグラマーの小和田妙子さん(70歳)。グレーのショートヘアに映える、上品で洗練されたスタイルが人気だ。

「60代からは“クローゼットは小さく”が合ってくると思うんです。私も以前はたくさんの服を持っていましたが、夫と営んでいた写真館を閉じ、小さな家に引っ越したのを機に、服を見直しました。

 たくさん持っていても、結局持て余してしまうし、それなら流行りを追いかけるのではなく、お気に入りのベーシックなアイテムを着回すほうが、自然と年齢にも合った大人の着こなしになります。

 どうしても欲しいアイテムができたら、1つ買ったら1つ手放すというルールで増やさない努力をしています」(小和田さん、以下同)

クローゼットには今シーズン着るアイテムのみをきちんと収納
クローゼットには今シーズン着るアイテムのみをきちんと収納

 ただ、シンプルな服は工夫しないと地味に見えたり、のっぺり見えたりしがち。そこで大事にしているのが「きちんと感」だそう。

例えば、普通のシャツでもアイロンをかけて第1ボタンまで留めてみる。スカートは自分に合った丈のものをはく。靴は手入れして、靴下まで丁寧に選ぶ。そんなささいなことで、やぼったい印象はなくなります。

 無印良品やユニクロ、スタディオクリップなどで買うシンプルな服も、“きちんと着る”を意識するだけで上品で大人な着こなしに変わりますよ

 若いころに買った少し高価なコートや、思い出のある小物なども、手入れをしながら大切に着続けているそう。

 そんな小和田さんの「冬のおしゃれと防寒」を両立させる着こなしを紹介。

Style1:懐かしいのに「今っぽい」北欧ニットコーデ

 冬は、お気に入りのセーターを楽しみたくなる季節。昔から持っているノルディック柄のセーターは、あたたかくほっとする一着ですが、ただ着るだけでは“セーターに着られている”ように見えることも。

 そこで、インナーに白シャツを重ねて、襟をちらりとのぞかせることで全体を引き締め、厚着感を出さないように薄手のインナーをチョイス。ボトムはあえてデニムスカートを合わせて、セーターとの素材感のコントラストで軽やかさと遊び感をプラスしました。

首まわりがすっきり見える襟なしの無印良品のシャツ。シャツのチラ見せはセーターを着るときによく使うワザ
ニット/マーガレット・ハウエル、シャツ・スカート・タイツ/無印良品、シューズ/ロイドフットウェア