超長寿番組ゆえのマンネリと不信感

 3位は来年3月での終了が決定しているが、一般視聴者が感じる“理由”は……。

3位『アッコにおまかせ!』(TBS系)

「アッコさんの暴走ぶりがネットニュースになっているのを見て、もういいよと思ってたら、本当に来年で終わるらしいので、よかったなと思っている」(52歳・女性)

「和田アキ子の言動が現代にアップデートされてないから」(50歳・男性)

「出演者がアッコに気を使いすぎて本音で話ができてないと思うから」(28歳・男性)

「お年で的外れな発言が多くなった。世の中についていけていなくて、失言も多くなった」(71歳・男性)

「最近、和田アキ子の持論が多すぎ」(69歳・男性)

 2位は、“意義”があるはずの夏の風物詩的番組。

2位『24時間テレビ』(日本テレビ系)

『24時間テレビ』でチャリティーランナーを務めた横山裕
『24時間テレビ』でチャリティーランナーを務めた横山裕

「募金の不正利用が発覚したし、何よりなんで真夏に長距離のマラソンをタレントにさせるのか意味不明」(64歳・男性)

「感動ポルノといえ、『サライ』を聞くと、吐き気がする」(47歳・男性)

「わざわざ障害のある人を全国から探し出してかわいそうでしょって演出。募金集めのためというのが見え透いていて嫌悪感すら覚える。そもそもチャリティーなら、制作費をそのまま寄付すればいい」(37歳・男性)

 第1位は、テレビの歴史とほぼ同じ放送期間を誇る。もう大みそかに家族そろってというのは……。

1位『NHK紅白歌合戦』(NHK)

『NHK紅白歌合戦』では3年連続で司会を務めるなど多彩な才能を持つ大泉洋
『NHK紅白歌合戦』では3年連続で司会を務めるなど多彩な才能を持つ大泉洋

「マンネリの極致」(65歳・男性)

「出場歌手の選考が不透明で納得できない」(45歳・男性)

「流行ってもないのに各年代に配慮してということで毎年同じ曲だけ歌う歌手がいるから」(57歳・男性)

「フル歌唱ではないから。また、その年にヒットしていない歌手が毎年恒例で出演しているから。海外アーティストの出演が多すぎる」(37歳・男性)

「日本人歌手で埋められないなら受信料の無駄遣いなのでやめたらいいと思う」(51歳・女性)

「ほかにいくらでも音楽に触れられる手段があるので紅白歌合戦にこだわる必要を感じないから」(48歳・男性)

 今年も残すところ1か月。来年、この中で終了する番組は出るか?