目次
Page 1
ー ブラック企業に勤め手取り20万円ボーナスなし
Page 2
ー お金が増えても生活レベルを上げない
Page 3
ー 2000万円を貯めるためにやめたこと
Page 4
ー ういうい式節約術15選

 

社会人になってから本格的に貯蓄を始め、現在の資産は投資の含み益を合わせて2000万円になりました

 そう話すのは、YouTubeチャンネル「節約お姉さんういうい」で貯金や節約術を発信するういういさん。

ブラック企業に勤め手取り20万円ボーナスなし

 現在27歳の彼女は驚くほど短期間で大きな財を成しているだけに、高収入の仕事に就いているか、はたまた凄腕の投資家かと思いきや、以前は手取り20万円の工場勤務という、ごく一般的な生活を送っていたのだから夢がある。

社会人1年目のころは、手取りが20万円でボーナスはなし。年収は300万円で休日出勤もあるという、いわゆるブラック企業のような工場に勤めていました(笑)。働いてお金を得る大変さを痛感し、これをムダ遣いしたくない!と強く思ったんです。

 学生時代はクレーンゲームや宝くじなどにお金を使っていましたが、社会人になってからは節約を意識し、1年で160万円を貯金しました。ひとり暮らしでも、節約術を駆使すればお金を貯められたんです」(ういういさん、以下同)

 つまり20万円の給料のうち、半分以上を貯蓄に回していたことに。何をすればこれほど切り詰められるのか。

「具体的な節約術はたくさんありますが、特に重要で実践しやすい15個をまとめました。でも最初のころは、たった数円の差のためにスーパーを何軒もはしごして疲弊したり、ほとんどご飯を食べなかったりと、今考えれば無謀なことをしていたんです」

 そんな“ドケチ節約術”では効果は少ないと考えがちだが、節約マインドを育む上では重要なんだとか。

100円をムダにするのは、100円をごみ箱に捨てるのと同じ。その積み重ねがやがて大きな支出になるんです。油を使わずに調理する、袋を再利用する、チューブ状の調味料や化粧品はハサミでカットして最後まで使い切るなど、細かな“ドケチ術”も習慣にしています

 節約への意識が高い人からすれば、そこまでとっぴなものではないかもしれないが、その“小さな努力をコツコツ続けること”がいかに重要なのかうかがえる。

※写真はイメージです
※写真はイメージです