先生自身も、四毒抜きを実践してその効果を実感。
「コロナ禍で外食をやめて、自炊で四毒抜きの食事を続けていたら、視力が急によくなって。近視も老眼も治ってメガネがいらなくなりました」
そこで先生がおすすめするのは伝統的な和食。ご飯、みそ汁、納豆、豆腐、酢の物などが最適だという。
「加熱調理は、煮る、焼く、蒸すのいずれかで、焼くときはグリルを使います。みそ汁は野菜をたっぷり入れて、日替わりでみそをかえて楽しむとマンネリになりません」
塩は精製されたものではなく「天日塩」を使用、調味料に塩こうじや醤油(しょうゆ)こうじなどの天然由来の発酵食品や白だしを使うとうまみたっぷりになり、砂糖の使用を控えることができる。小麦粉の代わりにはそば粉がおすすめだ。
不調の自覚のない健康な人も油断は禁物。
「人は持っている“健康の器”の大きさが違います。例えば、『パンも揚げ物も、甘いものも大好きな、うちのおばあちゃんは90歳でもとても元気です』とおっしゃる人もいる。
器が、コップ1杯分の人もいれば、バスタブぐらい大きい人もいて、許容量に差があります。今現在健康で、病気知らずの人でも好き放題食べていたら、いつコップが満タンになるかわかりません。
病気にならないためにも、いざ病気になったときのためにも、健康なときから自らの食生活を見直しておくことが大切だと思います」
現代病に影響?「四毒」とは
小麦に含まれるタンパク質「グルテン」
美容や健康意識の高い人たちの間では、パンやパスタ、小麦製品を避ける「グルテンフリー食」が流行中。もともとは、グルテン(小麦や大麦に含まれるタンパク質)を食べるとお腹や身体に不調が出る、セリアック病やグルテン過敏症という病気の治療法として始まった。
このような病気の人はグルテンを食べ続けると腸が傷つき、栄養をうまく吸収できないため、完全に避ける必要がある。
陥りやすい病気や症状
「グルテンが原因となり自己免疫物質が暴走、正常な細胞を攻撃して呼吸器障害や胃腸の不調、慢性的なイライラや頭痛、うつ病に発展する場合もあると考えています」(吉野先生)
またグルテンは血糖値を急激に上昇させ血管を傷つけたり、脂肪をため込みやすい体質にするなど、さまざまな症状を誘発させるリスクが。グルテンを慢性的に摂取していると腹部の膨張感や消化不良を起こしたり、腸にガスがたまって腸の炎症を起こすことも。











