連立解消の可能性も

 12月18日の『よんチャンTV』で吉村代表は、議員定数削減が来年の通常国会に持ち越されたことに触れ、「成立を絶対させるという思いでやっていきます」と決意を新たに。さらに「成立させなかった原因が自民党にあるなら大問題」と語り、共演者から「(法案が)採決に付されなかったら離脱ですか」と尋ねられると、「高市さんとの信頼関係がなくなったら離脱だと思ってます」と連立解消の可能性にも言及した。

 続けて「たしかに臨時国会は日数が短い」としつつも、「特別委員会で審議する法案は企業団体献金と定数削減の2本ですから、この委員会で結論出さないとかあり得ない」と訴えた吉村代表。共演者から「その時はもう決断する?」と問われると、「その時は、もうボーン!」とちゃぶ台をひっくり返す仕草を見せ、スタジオにはどよめきが広がった。

 断固たる姿勢を示した吉村代表だったが、ネット上では「国会議員でもないのに威勢だけいいよね」「議員でもない人が連立の是非や国の法律改正を左右するキーマンとして振る舞うのはどうなのか」「国民のメリットがわからない。何のためにやるの?」「維新のやりたいことのために自民を利用しているようにも見える」

 などと冷ややかな反響が相次いでいる。

 通常国会での審議の前に、あらためて国民に対して実施する意義を訴えるべきかもしれない。