加湿器や濡れマスクでさらに乾燥対策を

 エアコンなど暖房器具で部屋を暖かくするときは、加湿器で室内の乾燥を防ぐことも大事だ。

「室温20℃、湿度50~60%を目安に設定し、呼吸で取り入れる空気の湿度を上げてのどが乾燥しないようにします」

 最近は超音波加湿器や、卓上でも使用できるポータブル加湿器など機種もさまざまなので、用途に応じて利用しやすくなっている。

マウススプレーや濡れマスクなども手軽にのどを保湿できるアイテムとしておすすめです。最近では、のどの保湿や免疫機能の維持に働くラクトフェリンなどのサプリメントも注目されています。

 特に口呼吸になりやすく、口内やのどの乾燥に悩んでいる人はいろいろ試してほしいですね。口呼吸は、鼻粘膜の防護壁を通さずに外気を直接体内に取り込んでしまうため、ウイルスが侵入しやすく感染症にかかるリスクが高まります。鼻呼吸にかえていく必要があります

 のどが乾燥してヒリヒリするときに、のど飴をなめてケアする人は多いだろう。ところがのど飴をなめすぎると、保湿になるどころか逆効果になることもあるという。

「糖分が含まれているのど飴は、唾液の浸透圧が高まり、なめ続けていると口内の水分が少なくなってしまうので注意しましょう」

 糖分と同様に注意したいのが塩分。「塩には殺菌効果があるので、塩水でうがいをすると感染症予防になる」とされるが、のどの乾燥対策には適さないのだそう。

「濃い塩分をとると口中は乾燥しやすくなります。鼻うがいには塩水が推奨されますが、のどの保湿を狙うのなら、普通の水で口内うがいをするほうが効果的です」

 感染症予防には、加えて睡眠、運動、栄養バランスのよい食事、ストレスケアなど、免疫機能を正常に保つ生活習慣も大事だ。のどの乾燥対策をしっかり行い、この冬を乗り越えたい!