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「些細(ささい)なことにイラッとしたり、将来に不安を感じて人生に希望が持てなくなったり……。中高年女性はそういった漠然とした『モヤモヤ』や『不安』が募りやすい世代なんです」
と話すのは、精神科医のTomy先生。自分自身ではコントロールできない変化に直面し、どうしても気持ちが揺らぎやすくなるのだという。
中高年のモヤモヤは誰にでも起こる
「親の介護や老後資金への不安。夫の定年退職に子どもの巣立ちなど、さまざまな悩みが相次いで発生する世代ですから、精神的に不安定になるのも無理はありません」(Tomy先生、以下同)
人生も折り返しに入っていると自覚することで、幸福度が徐々に下がっているように感じる人もいるそう。
「親族をはじめ周りの人との別れも経験しやすく、自分の残された時間をリアルに考えるようにもなります。私は『観覧車理論』と呼んでいるのですが、観覧車のてっぺんである人生のピークを過ぎたと思ってしまい、後は下っていくだけと捉えてしまう人も多いです」
女性ホルモンの分泌と加齢による脳機能の低下も、ネガティブ思考に拍車をかける。
「個人差はありますが、更年期障害や閉経によってホルモン分泌に大きな変動が起こるため気分が落ち込みやすくなります。脳の中でも、感情と深く関わる認知機能が徐々に衰えることで、不安やイライラといったネガティブな感情がコントロールできなくなってしまうのです。
また、逆に新しい刺激への反応が鈍くなることで、毎日が単調に感じられ、気分が上がりにくくなる人もいます」
















